国税庁が暗号資産監視強化 調査613件、追徴税額46億円に拡大
国税庁は11日、2024年7月から2025年6月までの令和6事務年度に実施した所得税と消費税の調査状況を公表した。暗号資産取引を行う個人への実地調査は613件に上り、追徴税額は合計46億円と前事務年度から大きく増加した。数字の裏で、どのような取引が税務当局の重点監視対象となりつつあるのかを探る。
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国税庁は11日、2024年7月から2025年6月までの令和6事務年度に実施した所得税と消費税の調査状況を公表した。暗号資産取引を行う個人への実地調査は613件に上り、追徴税額は合計46億円と前事務年度から大きく増加した。数字の裏で、どのような取引が税務当局の重点監視対象となりつつあるのかを探る。
静かな待合室に番号が呼ばれる声が響く。薄毛治療の専門クリニックを全国展開するグループで、税の重い指摘が出た。関係者への取材で、AGAスキンクリニックなどを束ねる麻生美容クリニックグループが、大阪国税局の税務調査で2023年までの約5年間に計約62億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。拡大を続ける美容医療市場で、グループ経営と会計の透明性が改めて問われている出来事である。