中国Zbtlink製ルーター20機種にバックドア root権限で遠隔操作可能

中国Zbtlink製ルーター20機種にバックドア root権限で遠隔操作可能

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VulnCheckは2026年8月5日付の報告で、Zbtlink製ルーター20機種のファームウェアに、外部からroot権限で命令を実行できるプログラム「ENDLESSDOORS」が組み込まれていると公表した。

20機種・21個のファームウェアで確認

VulnCheckは、Zbtlinkのダウンロードページで公開されていた20機種向けの21個のファームウェアイメージを調査し、すべてでENDLESSDOORSを確認した。プログラムは起動時に実行され、中国のクラウド基盤上のIPアドレスなど複数のC2接続先へ自動通信する。

C2との通信に相互認証はなく、接続先を制御する者は受信したコマンドをroot権限で実行できる。VulnCheckは検証端末の通信を乗っ取り、対話型のrootシェルを取得できることを再現した。

実際の悪用や運用主体は未確認

同社のCTO、ジェイコブ・ベインズ氏は、接続先を制御する者がルーターを操作し、同じネットワーク上の他の機器へアクセスする足掛かりにできると指摘した。一方、実環境で悪用された事実や、C2の運用主体、組み込まれた目的は確認されていない。

ベインズ氏は対象機器が世界で少なくとも10万台使われていると推定しているが、設置地域や稼働台数の正確な内訳は不明だ。

修正版はなく、交換や分離を推奨

VulnCheckはこの問題にCVE-2026-66747を割り当て、現時点で修正版ファームウェアはないとしている。利用組織に対し、対象機種を型番で確認したうえで、機器の交換、ネットワーク分離、外向き通信の監視・遮断を推奨している。

参考・出典

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