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ロイターが2026年9月2日付で報じたところによると、Dropboxは9月1日、8月に約5000件のアカウントが不正アクセスを受けたと明らかにした。ファイルが閲覧・ダウンロードされたのは、影響アカウントの3分の1未満だった。
Lenovo IDのメール確認上の問題を悪用
不正アクセスは8月4日から21日にかけて発生した。Dropboxの説明では、対象はLenovo ID経由で認証でき、Dropboxの2要素認証が有効になっていないアカウントだった。
Dropboxの調査によると、Lenovoのメールアドレス確認プロセスの問題により、第三者が別人のメールアドレスでLenovo IDを登録し、そのIDを使って同じメールアドレスにひも付くDropboxアカウントへログインできる状態だった。利用者が事前にLenovo IDを持っていない場合でも影響を受け得たという。
Lenovoは、Lenovo IDとDropboxの間に一部アカウントを不適切に認証し得る「旧来の連携」があったと説明し、自社顧客への影響はないとしている。
既存セッションを終了、Dropboxのパスワードを必須化
DropboxはLenovo IDを通じて認証された全セッションを終了させ、Lenovo IDとDropboxアカウントの連携を解除した。さらに、Lenovo経由でアクセスする場合もDropboxのパスワード入力を求めるよう認証方式を変更した。
同社は影響を受けた利用者への通知に加え、データ保護当局にも事案を報告した。Lenovoは旧来の認証連携を巡る調査を続けている。
