自衛隊、インドネシア山林火災で初の海外消火へ 輸送艦「くにさき」到着、CH-47 3機を投入

自衛隊、インドネシア山林火災で初の海外消火へ 輸送艦「くにさき」到着、CH-47 3機を投入

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防衛省は、インドネシア・カリマンタン島の山林火災への消火支援のため派遣された海上自衛隊輸送艦「くにさき」が、2026年9月10日(現地時間)、西カリマンタン州のキジン港に到着したと発表した。同艦は陸上自衛隊のCH-47輸送ヘリコプター3機を搭載しており、準備が整い次第、空中消火に入る予定だ。

ヘリ3機を派遣、現地で活動準備へ

日本政府はインドネシア政府の正式要請を受け、8月28日に自衛隊の国際緊急援助隊を派遣すると決定した。防衛大臣は統合作戦司令官に活動の実施を命じ、CH-47 3機と「くにさき」を主体とする部隊を編成した。

統合作戦司令部によると、8月30日の出発時点の部隊は隊員約600人、CH-47 3機、「くにさき」などで構成された。現地ではインドネシア軍や国家防災庁(BNPB)などと連携し、CH-47による空中消火を支援する。

インドネシア国防省は10日、運用前に機体の準備と飛行試験を行い、安全性を確認すると発表した。BNPBによると、同日にはポンティアナックのスパディオ空港で試験飛行が行われている。実際の散水消火は、準備と運用調整が整った後に始まる見通しだ。

小泉防衛相、国内災害対応の経験を生かす意義

報道によると、自衛隊による海外での消火活動は今回が初めてで、小泉防衛大臣は9月11日の会見で、国内の災害対応で培った能力や経験を生かし、被害拡大の防止に貢献する意義があると述べた。

日インドネシア両国の国防当局は5月4日、防衛協力取決め(DCA)に署名した。取決めには人道支援・災害救援協力が含まれ、防衛省は今回の国際緊急援助活動がその趣旨に合致するとしている。

参考・出典

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