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中国外相がEUとのFTA交渉に前向き姿勢 北京でエストニア外相と会談

中国外相がEUとのFTA交渉に前向き姿勢 北京でエストニア外相と会談

握手の直後に言葉がはずんだ。2025年11月4日、北京で王毅外相はエストニア外相と会談し、EUとの自由貿易協定の交渉と締結に前向きだと表明した。「中国と欧州は協力のパートナーで、ライバルであってはならない」。通商摩擦が続く局面で、対話の糸を太くする意図がにじんだ。

中国とロシアが安全保障で連携を確認、関係制度化が加速

中国とロシアが安全保障で連携を確認、関係制度化が加速

薄い靄のかかる杭州の朝、旗がゆっくりとはためいた。2025年11月3日、李強首相とロシアのミシュスチン首相が向かい合い、両国の協力を強め、共通の安全保障上の利益を守る方針を示した。翌4日には北京で習近平国家主席とも会談した流れで、関係の制度化が一段と進む局面が浮かぶ。

AIが戦場の頭脳に 中国防衛大手ノリンコ、自律戦闘支援車両に「DeepSeek」搭載

AIが戦場の頭脳に 中国防衛大手ノリンコ、自律戦闘支援車両に「DeepSeek」搭載

淡い冬光の北京。中国の国有防衛大手ノリンコが2月に披露した自律走行の戦闘支援車両は、時速50キロで任務を遂行し、中国発の生成AI「DeepSeek」を心臓部に据えるとされた。10月27日の報道は、研究論文や特許、入札文書の網をたぐり、中国がAIで軍事優位を体系的に追う実像を浮かび上がらせた。

独ワーデフール外相、訪中見送り 北京とベルリンの微妙な距離感

独ワーデフール外相、訪中見送り 北京とベルリンの微妙な距離感

外相機の座席は空いたまま、北京の秋風だけが動いていた。2025年10月27日、ドイツのワーデフール外相が直前で訪中を延期したとの報が広がる一方、独中双方は関係悪化の観測をいっせいに否定した。輸出規制や安全保障で摩擦は残るが、対話の窓は閉じていないという合図である。焦点は、相互不信の温度をどう下げ、実務の線をつなぎ直すかに移っている。

王毅外相が多極化を強調、アメリカを牽制し市場は関税攻防の行方を探る

王毅外相が多極化を強調、アメリカを牽制し市場は関税攻防の行方を探る

雨上がりの北京に集まった各国要人の前で、空気がわずかに張りつめた。2025年10月27日、王毅外相は都内のフォーラムで「歴史の潮流は逆行できず、多極化した世界が到来している」と語ったとされる。米中首脳が30日に会う見通しが報じられるなか、発言はワシントンを暗にけん制した色合いを帯び、市場は関税をめぐる攻防の行方を測っている。

インフラから日常へ 中国の生成AI、普及率36.5%が映す変化

インフラから日常へ 中国の生成AI、普及率36.5%が映す変化

雨上がりの北京・会場に人波が戻った。2025年10月18日に開かれた第6回中国インターネットインフラリソース会議で、中国互联网络信息中心が『生成AI応用発展報告書(2025)』を公表した。生成AIのユーザーは2025年6月に5億1500万人、普及率は36.5%。2024年末から2億6600万人増と半年でほぼ倍増し、AIが生活と産業の“基盤”へ移る速度の速さが際立つ。

中国国防部、人民解放軍幹部9人を除名・軍籍剥奪 重大汚職で軍検察へ

中国国防部、人民解放軍幹部9人を除名・軍籍剥奪 重大汚職で軍検察へ

秋の北京、中南海の静けさを破るように、人事の報が一気に広がった。2025年10月17日、中国国防部の報道官が人民解放軍の幹部9人を中国共産党から除名し、軍籍も剥奪したと明らかにした。調査は党中央と中央軍事委の批准を受けて進められ、重大な規律違反と職務上の犯罪の疑いが認定された。巨額の金銭が絡み、性質は極めて深刻で影響も著しいとされ、案件は軍の検察機関へ移送される。反腐敗の矢が軍中枢へと向け直進して…

習近平氏が主導、内外の不確実性を踏まえ5カ年計画で技術突破へ舵を定める

習近平氏が主導、内外の不確実性を踏まえ5カ年計画で技術突破へ舵を定める

秋の北京で政策の歯車がまた一段とかみ合いはじめた。中国の国営通信は2025年10月24日、2026〜2030年を対象とする第15次5カ年発展計画に向けた会議が8月に開かれ、習近平国家主席が「戦略的イニシアチブをしっかりと握るべきだ」と強調したと伝えた。主要技術のブレークスルーを目指す方針にも触れ、内外の不確実性が増す局面で政策の舵をどこに切るかを示した格好である。

NVIDIA規制が追い風 中国カンブリコン、AI特需で復活

NVIDIA規制が追い風 中国カンブリコン、AI特需で復活

薄青色の朝靄が残る北京の取引所前に、小さなざわめきが広がった。中科寒武紀科技(カンブリコン)の7-9月決算が、売上高14倍増と純利益の黒字転換を示したからだ。米エヌビディア製品の使用制限で国産半導体への置き換えが加速し、中国で続くAI開発ブームの熱が数字にもにじむ。国内の大手AI企業が演算基盤を見直す中、同社の一歩は産業の地図を書き換える兆しと映る。

国家統計局が公表、7~9月の中国実質GDPは4.8%に減速し1年ぶりの低成長

国家統計局が公表、7~9月の中国実質GDPは4.8%に減速し1年ぶりの低成長

秋の薄曇りの空気が漂う北京で、数字が静かに冷たさを帯びた。2025年10月20日、国家統計局が公表した7-9月期の実質GDP成長率は前年同期比4.8%増。4-6月期の5.2%から2四半期連続の減速で、1年ぶりの低成長となった。外需の粘りが土台を支える一方、家計と企業の支出は慎重さを増し、足取りの重さが浮かぶ。

中国共産党、4中全会開幕へ 次期5カ年計画の「建議」審議

中国共産党、4中全会開幕へ 次期5カ年計画の「建議」審議

北京の空は薄く霞み、人民大会堂に向かう車列が静かに吸い込まれていく。中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が20日から23日まで開かれる。現時点で確認されている範囲では、会議は2026〜2030年の「第15次5カ年計画」の土台となる「建議」を審議し、次の五年の羅針盤を描く見通しだ。内外の逆風が重なる中で、経済と安全保障をどう両立させるか。閉幕時に出る公報が、北京の秋の空気をどこまで…

中国統計局、ネットで7〜9月期GDP公表へ 会見見送りで政治的意味を帯びる

中国統計局、ネットで7〜9月期GDP公表へ 会見見送りで政治的意味を帯びる

北京の空は秋の靄に包まれ、庁舎前の車列もまばらである。そんな静けさの中で、中国国家統計局は2025年10月20日 11:00に、7〜9月期の国内総生産(GDP)をインターネットで公表すると告げた。恒例の記者会見は見送られる見通しで、政治日程と重なるタイミングだけに、発表の「かたち」そのものがメッセージを帯びてくると映る。

北京世界ロボット会議で披露の妊娠ロボット波紋広がる

北京世界ロボット会議で披露の妊娠ロボット波紋広がる

北京の展示ホールは熱気を帯び、銀色のヒューマノイドが人混みをすり抜けていく。世界ロボット会議で「妊娠できるロボット」が披露された――そんな刺激的な物語が、会期とともにネット空間を駆け抜けた。だが検証が進むにつれ構図は反転し、実在の裏付けを欠く“話題先行”が浮かび上がった。人工子宮研究の現実と想像の境界を、北京の夏は容赦なく照らし出したといえる。

郭嘉昆氏が麻生太郎・自民党最高顧問発言を抗議、日中緊張

郭嘉昆氏が麻生太郎・自民党最高顧問発言を抗議、日中緊張

北京の会見場に集まった記者のペン先が一斉に止まったのは、2025年9月26日 20時ことだ。中国外務省の郭嘉昆副報道局長が、日本の麻生太郎・自民党最高顧問による「台湾は国だ」との認識に強く反発し、外交ルートを通じた厳正な抗議を明言した。台湾をめぐる言葉の選び方が、日中関係の芯を揺らす局面が続いていると映る。

王毅外相、北朝鮮と「覇権」に対抗し連携強化確認

王毅外相、北朝鮮と「覇権」に対抗し連携強化確認

中国の王毅外相が平壌と肩を並べる姿勢をあらためて示した。2025年9月28日、訪中中の北朝鮮の崔善姫外相と北京で会談し、国際・地域の課題で協力し「覇権」に対抗する意志を強調した。翌29日には北朝鮮の国営通信が「様々な問題で完全に合意」と伝え、関係強化の合図はより濃くなった。米中の角逐が長引くなか、中朝の歩調がどこまで揃うのかが焦点となる。

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