「撤回せず」高市首相が答弁 台湾有事想定発言で与野党応酬
与野党の声が交錯する委員会室で、答弁席の言葉が一拍置かれた。2025年11月10日の衆院予算委員会で、高市早苗首相は7日の発言を撤回しない考えを示した。中国が台湾を海上封鎖するような有事を念頭に、「存立危機事態(日本の存立が脅かされると内閣が認定する局面)」に当たり得るとの趣旨を維持した形だ。政府の説明姿勢と法運用の線引きが焦点になっている。
本ページでは「高市早苗」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
与野党の声が交錯する委員会室で、答弁席の言葉が一拍置かれた。2025年11月10日の衆院予算委員会で、高市早苗首相は7日の発言を撤回しない考えを示した。中国が台湾を海上封鎖するような有事を念頭に、「存立危機事態(日本の存立が脅かされると内閣が認定する局面)」に当たり得るとの趣旨を維持した形だ。政府の説明姿勢と法運用の線引きが焦点になっている。
資料が配られ、委員が声を上げるたび、首相は前のめりに答弁した。衆院予算委のやり取りで、高市早苗首相は防衛費増額の意味を、装備の研究開発から民間へ広がる技術の波及にまで踏み込んで語った。財源は補正予算で対応し、国民の理解を得られるよう説明を尽くす姿勢を強調した。
政府内の打ち合わせが相次ぐなか、物価高対策の目玉候補として「おこめ券」の活用が浮上している。総合経済対策に盛りこみ、自治体が使途を決める重点支援地方交付金を拡充して、国の推奨メニューとして明記する案だ。米価の高止まりが家計と産地の双方に影を落とす中、高市早苗首相が掲げる「責任ある積極財政」の色をどうにじませるかが焦点となる。
与野党の応酬が続いた衆院予算委で、高市早苗首相が台湾有事をめぐり「中国の軍艦が武力行使に踏み切れば、存立危機事態にあたり得る」との認識を示した。政府が具体例に触れるのは異例で、集団的自衛権の適用判断に一歩踏み込んだ形だ。国会論戦は、想定と運用の境界をあらためて映した。
国会の答弁席で高市早苗首相が身を乗り出し、南鳥島の海底資源で日米の協力を進める考えを明かしたのは11月6日だ。深海6000mに眠るレアアースの開発で連携の具体化を探る。中国依存をやわらげ、供給網の揺れを小さくする狙いである。政府は年明けにも揚泥試験に踏み出す計画を示しており、長年の構想が具体化の段階へと歩を進める。
報道陣の前に姿を見せた高市総理が短く言葉を落とし、足早に立ち去った。北朝鮮がきょう午後、弾道ミサイルを発射した。政府は日本のEEZ外に落下した可能性を示し、被害情報は確認されていないとする。国内への情報提供と安全確認を徹底する方針が示され、緊張は静かに広がっている。
参政党の神谷宗幣代表が2025年11月6日の参院本会議で、所信表明演説への代表質問に初めて立った。外国人受け入れの方針をただす言葉が議場の空気を引き締め、経済と社会の接点にある論点が浮かび上がった。高市早苗首相は人手不足の実情に触れ、既存制度の適切な運用と受け入れの在り方の検討を進める考えを示した。
首相官邸の会議室で人の出入りが途切れず、書類の束が机に置かれていく。2025年11月7日、高市早苗首相は新政権で初の経済安全保障推進会議を開き、2022年から段階的に施行された経済安全保障推進法の改正検討を指示した。供給網や医療インフラの弱点に先回りして投資し、成長と安全を同時に底上げする狙いだという。政府は有識者の議論を経て、来年の通常国会への提出を視野に走り出した。
参院本会議の壇上で、高市早苗首相が言葉を選んだ。南鳥島周辺のレアアース開発をめぐり、日米で具体的な協力の進め方を検討すると表明したのは、代表質問の最中だ。資源の確保と経済安保を重ねる日本が、深海の可能性を外交の枠組みへと結び直し始めた。
参院本会議の質疑が続く中、高市早苗首相が財政運営の軸を言葉にした。債務残高の伸びを成長率の範囲に抑え、市場の信認を保ちながら戦略的な財政出動を進めるという。国民民主党の舟山康江氏への答弁で、従来のPB黒字化一本の物差しから、債務対GDP比の着実な低下へ視点を移す姿勢を改めて示した。
議場にざわめきが広がった。2025年11月4日、衆院本会議の代表質問に臨んだ高市早苗首相は、造船を経済と安全保障を支える基盤と位置づけ、建造能力の抜本強化に向け工程表の策定と民間投資を押し出す姿勢を示した。足元の物価と賃金の関係、そして防衛費の水準をめぐる答弁も相次ぎ、政権が描く「強い経済」と「持続可能な防衛力」の骨格が立ち現れたとみられる。
秋晴れの首相官邸に閣僚らが足早に入る。政府は4日、外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議の初会合を開いた。高市早苗首相は、外国人による土地取得ルールの見直しや出入国・在留管理の厳格化を柱に、実行可能な策は順次進め、来年1月を目途に基本方針を示すよう指示した。排外主義と一線を画しつつ、違法行為には毅然と臨む姿勢を前面に出した構図である。
薄曇りの議場にざわめきが残るなか、首相席からまっすぐに言葉が落ちた。2025年11月4日の衆院本会議、所信表明演説への代表質問に立つ与野党に対し、高市早苗首相は憲法改正について「国民投票の早期実施に向けた環境づくり」に取り組む覚悟を示した。答弁は、自民党の小林鷹之政調会長の問いに、党総裁としての立場も織り込みながら発せられたものであり、国会審議と党内主導の両輪で前へ進む意志が浮かぶ。
韓国・慶州でのAPEC首脳会議の余韻が残るなか、台湾代表の林信義氏が2025年11月3日、台北で口を開いた。会期中に高市早苗首相と面会したことへの中国の批判に対し、「ごく普通のこと」と一蹴。握手の一枚をめぐる波紋は、日台中の距離感を静かに映し出している。
霞が関に冷たい風が吹き込み、議事堂の赤絨毯に足音が重なる。2025年11月4日午後、衆院本会議で各党の代表質問が始まる。高市早苗首相にとって就任後初の国会論戦であり、物価高対策と補正予算の行方、そして自民・維新が合意に盛り込んだ衆院定数削減の是非が正面から問われる局面だ。
冷たい風が吹き抜ける東京の会場に、青いバッジと横断幕が揺れた。2025年11月3日、高市早苗首相が北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める国民大集会に初めて出席し、金正恩総書記との首脳会談を既に呼び掛けたと明らかにした。長く続いた膠着に風穴を開ける意思を、政権の最優先課題として前面に押し出した構図が浮かぶ。
薄暮の慶州で、視線は一枚の握手写真に集まった。2025年11月1日、高市早苗首相がAPECの場で台湾代表の林信義氏と面会し、その様子をXに続けて投稿したことをめぐり、中国外務省が日本側に厳正な申し入れと強烈な抗議を表明した。前日の10月31日には高市首相と習近平国家主席の会談も行われており、首脳外交の余熱が残る会場で火花が散った構図である。
秋の慶州で日中のトップが向き合った。2025年10月31日、高市早苗首相はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合の場をとらえて中国の習近平国家主席と会談し、両国関係の安定化に向けた議論を交わした。会談は日本側の要請に基づき行われたと伝えられている。
韓国・慶州で開かれるAPEC首脳会議の機会を捉え、高市早苗首相が31日にも中国の習近平国家主席との初の首脳会談に臨む方向で調整が進んでいる。現時点で確認されている範囲では、政府は30日から11月1日までの会期中に各国と個別会談を組み込み、日中間でも接点拡大を探る構えである。一部報道によれば、会談は31日を軸に想定されているとみられる。
高市早苗首相が発足から10日余りで示した外国人政策の方向性が、官邸主導の体制整備と既存の枠組みの運用強化に軸足を置いている。10月24日の所信表明で、法と人権を基礎に秩序ある受入れと共生を進める姿勢を打ち出したうえで、政策推進の要となる首相補佐官に「外国人政策担当」を設け、縦割りを越えた調整力の強化に踏み込んだ格好である。併せて、政府内では特定技能や育成就労を含む制度運用の見直しや共生のロードマッ…