フランス、再処理ウランをロシアへ輸出 戦時下で倫理性に再び疑問の声
クレーンの音に合わせ、放射性物質のラベルを貼ったコンテナが次々と甲板へ移される。15日、仏北部ダンケルクの岸壁で、グリーンピースのメンバーがその一部始終を記録した。翌16日、同団体は「フランスが再処理ウランをロシアに輸出し、再利用可能にしている」と発表。違法ではないが「非道徳的だ」とする批判は、戦時下の原子力取引をめぐる論点をあらためて浮かび上がらせた。
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クレーンの音に合わせ、放射性物質のラベルを貼ったコンテナが次々と甲板へ移される。15日、仏北部ダンケルクの岸壁で、グリーンピースのメンバーがその一部始終を記録した。翌16日、同団体は「フランスが再処理ウランをロシアに輸出し、再利用可能にしている」と発表。違法ではないが「非道徳的だ」とする批判は、戦時下の原子力取引をめぐる論点をあらためて浮かび上がらせた。
サイレンが島の道を何度も往復し、住民が戸口に集まった。フランス西部のオレロン島で5日、走行中の車が歩行者や自転車に相次いで突っ込み、重軽傷者が出た。運転していた男は警察に取り押さえられ、当局は動機の特定と事件の性質を慎重に見極めている。
深夜のモニターに各国首脳の顔が並ぶ。高市首相は10月24日深夜、英国とフランスが主催するウクライナ支援の有志連合・首脳会合にオンラインで参加し、就任後初の国際会議で日本の立場を示した。戦争の帰結が東アジアにも及ぶと指摘し、制裁と支援の継続を掲げた。
ガラスの縁に焦げの跡が残り、静かな鉱物ギャラリーに金属のにおいが漂ったという。先月、パリの国立自然史博物館で金塊など約6キロが消えた事件で、捜査当局は2025年10月21日、中国出身の若い女を組織的窃盗容疑で逮捕・勾留したと明らかにした。直後のルーブル美術館強奪とも重なり、フランスの文化財をめぐる警備の脆さが浮かんでいる。
パリの薄曇りの朝、支持者の「ニコラ!」という声が路地に響いた。2025年10月21日、サルコジ元大統領(70)がパリ14区のサンテ刑務所に入った。2007年大統領選でのリビア資金を巡る有罪認定で禁錮5年。控訴中でも直ちに収監するとの9月の判断が動いた。戦後フランスで元首の実刑収監は極めて異例で、司法の独立と政治の距離感という古くて新しい問いが浮かぶ。
秋雨の音が残る欧州の夜、三首脳の短い共同声明が公開された。英国、フランス、ドイツは2025年10月10日、凍結されたロシアの国有資産の「価値」をウクライナ軍支援に用いる方針で歩調を合わせた。声明はインフラ攻撃の激化を非難し、米国と連携して具体化を急ぐと記した。法の枠を踏まえつつ圧力を高める転機と映る。
議場にざわめきが戻ったのは、掲示板の数字が固まった直後だった。2025年10月16日、フランス国民議会はルコルニュ首相に対する2本の不信任動議をいずれも否決した。首相は2023年の年金改革の適用停止を打ち出し、社会党の一部支持を取り付けて難局をしのいだ格好だ。行政府の延命と引き換えに、財政と年金の「次の一手」が国会交渉のど真ん中に据わる展開となった。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は2025年10月10日、セバスチャン・ルコルニュ氏を首相に再指名した。解散含みの政局膠着をほどく最後のカードであり、同氏には新内閣の編成と、13日までの2026年度予算案提出という難題が重なる。期限を逃せば、政府運営をつなぐ緊急立法の可能性が現実味を帯びる。政治の時計はすでに速まっている。
雨脚が弱まったパリの夕暮れ、エリゼ宮の窓明かりだけがにじんで見える。政治の中心は静けさとは裏腹にざわめいている。相次ぐ内閣の短命化が続くなか、マクロン大統領に辞任か議会解散を求める圧力が一段と強まった。大統領は任期満了まで務める姿勢を崩していないが、与党内からも疑義が噴き出し、事態は「出口」をめぐる神経戦の様相を帯びている。
フランスで政権の慌ただしさが極まった。2025年10月6日、ルコルニュ首相がマクロン大統領に辞表を提出し、受理された。就任からわずか1日で内閣が総辞職し、ねじれた議会と人事への反発が露呈した。大統領府は与野党との最終交渉を首相に託し、合意の可否が国の針路を左右する局面に入った。
ドイツ外務省は2025年9月29日、英国、フランス、ドイツの欧州三カ国がイランとの外交ルートと交渉を今後も追求するとの共同声明を公表した。制裁の歯車が再び回り始めても、対話の扉は閉じていないという合図である。国連による対イラン制裁の復活を受け、緊張の針は振れやすい。にもかかわらず三カ国は、事態の制御に必要な言葉を選んだ。
日本時間2025年9月26日、日英仏やサウジアラビアなど12か国が、財政難に直面するパレスチナ自治政府(PA)を支える新たな枠組み「PAの財政持続可能性のための緊急連合」を立ち上げた。焦点は単発の資金注入ではなく、統治と治安、そして生活を下支えする公共サービスを止めない仕組みづくりにある。連合はイスラエルに対し、差し押さえ中の税還付金の即時解放も求めており、中東の安定と二国家解決の「土台」をつなぎ…
イタリア各地でガザ戦争への抗議が一斉に広がった。労働組合が「連帯の日」と位置づけた全国行動で、街は港から駅まで揺れ、ミラノでは警官と衝突が発生した。公共交通は乱れ、物流にも影響が及んだ。日本時間の翌日には、国連本部でフランスがパレスチナ国家を正式承認し、欧州の対イスラエル政策に新たな分岐が生まれた。
ニューヨークの国連本部で開かれた首脳会合で、エマニュエル・マクロン仏大統領が2025年9月23日(JST)にフランスがパレスチナ国家を正式承認すると宣言した。象徴的な一歩は、現場の苦痛を救えるのか、それとも新たな分断を生むのか?