日米会談、焦点は「サハリン2」 高市首相がロシア産LNGの必要性訴え
厳重な警備に包まれた官邸前で車列が止まったのは、10月28日の夕刻だった。日米首脳会談の場で、ロシア産LNGの扱いが議題に上り、高市早苗首相が「サハリン2」の重要性を正面から説いたことが、政府関係者の証言で浮かんだ。エネルギー安定と対ロ制裁の接点を、同盟の最前線で探る一日となった。
本ページでは「ロシア産LNG」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
厳重な警備に包まれた官邸前で車列が止まったのは、10月28日の夕刻だった。日米首脳会談の場で、ロシア産LNGの扱いが議題に上り、高市早苗首相が「サハリン2」の重要性を正面から説いたことが、政府関係者の証言で浮かんだ。エネルギー安定と対ロ制裁の接点を、同盟の最前線で探る一日となった。
21日の閣議後、東京・霞が関の記者会見室に人いきれが漂った。武藤容治経済産業相は、米国から日本に伝えられた「ロシア産エネルギー輸入の停止」期待について問われると、ロシア産LNGが「エネルギー安全保障上、極めて重要な役割を果たしている」と強調した。国際社会との連携を掲げつつ、輸入停止の是非は明言せず。国益と協調のはざまで、日本の選択が改めて問われていると映る。