レアアース供給不安にG7で対応 日本が共同備蓄連携構想と資源国支援を提案
フランス東部エビアンレバンで開かれているG7サミットで、高市首相は中国による対日措置がG7や同志国の供給網に深刻な影響を与えかねないと懸念を示した。レアアースを含む重要鉱物の供給網強靱化が、経済安全保障の主要議題となっている。
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フランス東部エビアンレバンで開かれているG7サミットで、高市首相は中国による対日措置がG7や同志国の供給網に深刻な影響を与えかねないと懸念を示した。レアアースを含む重要鉱物の供給網強靱化が、経済安全保障の主要議題となっている。
中国が日本向けの軍民両用(デュアルユース)品目の輸出管理を強化した流れで、レアアース(希土類)やレアアース磁石についても、日本企業向けの輸出が絞られ始めたとの観測が広がっている。ロイターは1月8日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道として、中国側が民生用途に影響しないと説明する一方、実務面では輸出許可(ライセンス)の審査が止まり、現場が揺れていると伝えた。
中国商務省の何亜東報道官は2026年1月8日の定例会見で、6日に公表した対日向けの軍民両用(デュアルユース、民生と軍事の双方に使える)品の輸出規制強化について「民生用途の貿易は妨げない」と説明した。軍事関連の需要に的を絞る措置だとし、規制は「正当で合理的だ」と主張した。
中国商務省は2026年1月6日、軍事転用があり得る物品や技術について、日本向けの輸出を直ちに禁じる方針を示した。声明は、軍需用途や日本の軍事力増強につながる目的での輸出を認めないとしており、違反した組織・個人は国籍を問わず法的責任を負う可能性があると明記した。