対米投資は誠実に執行 赤沢氏が代替関税発動で言及
米国が24日に発動した新たな関税措置「代替関税」を受け、日米合意の履行が改めて問われている。赤沢亮正経済産業相は24日の閣議後会見で、巨額の対米投資について、関税措置の発動後も「誠実かつ迅速に執行する」と米側と確認していると強調した。
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米国が24日に発動した新たな関税措置「代替関税」を受け、日米合意の履行が改めて問われている。赤沢亮正経済産業相は24日の閣議後会見で、巨額の対米投資について、関税措置の発動後も「誠実かつ迅速に執行する」と米側と確認していると強調した。
対米投融資の第1号案件が動き出した。トランプ大統領が17日(日本時間18日)に、日米の関税交渉で合意した総額5500億ドル(約84兆円)規模の対米投融資枠について、最初の3事業を決めたと発表した。政府内では、関税引き下げと投資を結び付けた日米合意を具体化する一歩として受け止めが広がっている。
秋晴れの記者会見場で、新任の赤沢亮正経済産業相がマイクに向き直った。22日、赤沢氏は茂木敏充外相と協力し、関税措置を柱とする日米合意の実施に取り組む方針を明言した。約80兆円規模の対米投資では半導体やAIの案件形成を急ぐ構えを示し、アラスカLNGは米国主導で検討が進むとの見立ても述べた。経済外交の起点が動き出した、と映る。
薄曇りの朝、霞が関の会議室で国際回線がつながる。日本政府は2025年10月10日 8:00から約60分間、赤沢亮正経済再生担当相がラトニック米商務長官と電話会談を行ったと発表した。関税交渉を巡る日米合意の実施を進め、同盟の一層の強化と経済安全保障、さらには経済成長の大幅な促進につなげる方針を改めて確認したとしている。
日本銀行が2025年10月1日に公表した9月短観で、大企業製造業の業況判断DIはプラス14となり2期連続で改善した。トランプ政権の相互関税を巡る日米合意で不透明感が和らぎ、企業心理が下支えされた格好だ。非製造業は高水準を保ち、内需の底堅さもにじむ。金利正常化に向けた議論にも影響を与えうる結果だ。