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ウクライナ国防省は2026年8月21日(現地時間)付の発表で、ロシア軍が運用する自爆ドローンへの対処を主目的とする、同国初の国産ジェット推進式ドローン迎撃機「Alexa Spatium」が防衛戦力の装備に加わったと明らかにした。
自爆ドローンを高速無人機で迎撃
国防省によると、Alexa Spatiumはウクライナの技術者が開発した高速ジェット推進無人機で、主な対処対象としてGeran-3、Geran-4、Geran-5、Shahed-131を想定している。小型の空中目標に加え、地上や水上の目標を破壊する目的でも設計された。
ターボジェットエンジンを搭載し、低高度から中高度まで運用できる。テレビと赤外線を用いた捜索・照準システムを備え、事前に入力した座標に基づく運用と、操縦者による直接誘導の双方に対応する。弾頭は榴弾破片型、成形炸薬型、サーモバリック型から選択できるとしている。
移動式カタパルトから数分で発進
機体の大きさは約1.5メートル×1.7メートル。システム全体はピックアップトラックに収まる大きさで、移動式カタパルトから数分で発進できる。発進準備と発射は遠隔操作が可能で、任務を完了しなかった場合は発進地点へ戻り、再使用できるという。
国防省は、試験でメーカーが公表した戦術・技術仕様を満たしたとしている。今回の発表では、最大速度や航続距離、配備数、実戦での迎撃実績は示されていない。
