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ナイジェリア北西部ザムファラ州で、現地時間7月17~19日に11村が相次いで襲われ、住民40人以上が拉致された。AFPが、被害地域の住民とマル地方政府区域の行政責任者の証言として伝えた。
マヤンチ地区周辺の11村が被害
襲撃はマル地方政府区域のマヤンチ地区周辺で起きた。住民アルハジ・ラウワリ・アブドゥラヒ氏によると、タシャル・マヤンチ、グワルガウォ、ジッダ、ガラギなど計11村が被害を受けた。
アブドゥラヒ氏は、「カチャラ・サイドゥ」と呼ばれるバンディット指導者が一連の襲撃を主導したとみている。ただし、この指摘は住民証言に基づくもので、当局は関与を確認していない。
AFPは、ナイジェリア北西部で「バンディット」と呼ばれる集団について、明確な政治思想を掲げず、身代金目的の拉致や家畜窃盗、農家からのみかじめ料徴収、村落襲撃などを繰り返す武装犯罪集団と説明している。拉致は主要な資金源の一つとされる。
地元行政、治安要員の追加配備を求める
マル地方政府区域のベロ・ジャバカ議長はAFPに拉致の発生を確認し、治安要員の追加配備につなげるため、関係当局への申し入れを進めていると説明した。州警察の報道担当者はAFPのコメント要請に応じていない。
ザムファラ州政府は7月9日、ダウダ・ラワル知事が、州知事の下に治安機関の指揮・統制権がないことが治安対策上の課題だと述べたと発表した。拉致された住民の正確な人数や属性、安否、身代金要求の有無は明らかになっていない。
