パブリック

行政、公共政策、社会制度、インフラ、治安や法制度など、 私たちの生活に関係する「見えにくい公共領域」を扱います。
税、医療、教育、防災、行政に加え、 犯罪や事件を通じて浮かび上がる社会構造や制度の課題にも注目。
ニュースの先にある生活への影響を整理し、 公共を「自分ごと」として理解するためのカテゴリです。

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福島・昭和村がドローン導入 熊出没に“空から見張り番”始動

福島・昭和村がドローン導入 熊出没に“空から見張り番”始動

福島県の山間にある昭和村が、熊への備えに空からの「目」を導入した。村はNTTドコモビジネスが提供するセルラードローン「Skydio X10」を使い、10月から熊の出没情報に応じた上空パトロールを始めたという。約14分の飛行で熊1頭とイノシシ3頭を見つけた例もあり、人が山に踏み込まずに被害を防ぐ新たな試みだ。

スズキ子会社スニックに下請法違反勧告 量産終了後の低単価継続を「買いたたき」と初認定

スズキ子会社スニックに下請法違反勧告 量産終了後の低単価継続を「買いたたき」と初認定

自動車メーカーのスズキの完全子会社で部品製造を担う「スニック」が、量産を終えた後も下請け企業に低い単価で部品製造を続けさせていたとして、公正取引委員会から下請法違反の勧告を受けた。2025年12月8日に公表された勧告は、発注量が大きく減った後も価格を据え置いた行為を「買いたたき」と認定した初のケースであり、部品の長期供給を前提とする自動車業界の慣行に一石を投じている。量産が止まった後も続く細い注文…

実質賃金10カ月連続マイナス 名目は増でも物価に追いつかず

実質賃金10カ月連続マイナス 名目は増でも物価に追いつかず

厚生労働省が12月8日に公表した10月分の毎月勤労統計調査(速報)では、物価変動を差し引いた実質賃金が前年同月比0.7%減と示された。名目賃金は1人あたり30万141円で2.6%増を確保したものの、物価上昇のペースには届かず、実質ベースのマイナスは2025年1月分から10カ月連続となる。春闘では2年続けて高水準の賃上げが話題になったが、「手取りは増えたのに暮らし向きは変わらない」と感じる人が多いの…

ナイジェリア・カトリック系学校誘拐 100人解放も165人は依然不明のまま

ナイジェリア・カトリック系学校誘拐 100人解放も165人は依然不明のまま

ナイジェリア中部ニジェール州のカトリック系寄宿学校で武装集団に拉致されていた子どもたちのうち、およそ100人が政府当局により解放された。先月発生した集団誘拐について、国連関係者と地元メディアが7日、相次いで明らかにしたものだ。一方で、同じ事件で連れ去られた生徒や教職員のうち約165人は今も行方が分からず、家族は安否の知らせを待ち続けている。部分的な救出の知らせと、なお続く不在との落差が、この国の「…

インド・ゴアのナイトクラブで火災 花火が出火源か 25人死亡の惨事に

インド・ゴアのナイトクラブで火災 花火が出火源か 25人死亡の惨事に

インド西部ゴア州の人気リゾート地で6日深夜、観光客や従業員で混み合うナイトクラブが一瞬で炎に包まれた。州政府によると、この火災で少なくとも25人が死亡し、数人がけがを負った。 現場では当初、調理場のガスボンベ爆発が原因とみられていたが、州首相は7日、室内で使われた花火が出火源だった可能性が高いと説明している。 華やかな夜を売り物にしてきたゴアの観光産業に、重い問いが突きつけられている。

シリアで300万人が帰還 UNHCR「支援減少で流れの維持に危機」

シリアで300万人が帰還 UNHCR「支援減少で流れの維持に危機」

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は8日、昨年12月のアサド旧政権崩壊後、300万人を超えるシリア人が元の地域へ戻ったと公表した。同時に、難民支援に充てられる国際的な資金が減りつつあり、この帰還の流れが続かなくなるおそれがあるとして、各国に一段の協力を求めている。避難生活の終わりではなく、生活再建の出発点としての「帰還」をどう支えるのかが問われている。

国産高級SUV盗難で外国人グループ関与か 富山県警がブラジル国籍の男を逮捕

国産高級SUV盗難で外国人グループ関与か 富山県警がブラジル国籍の男を逮捕

石川、富山両県などで国産高級SUVの盗難が続く中、富山県警は8日、ブラジル国籍で三重県川越町在住の27歳の無職の男を窃盗容疑で逮捕したと明らかにした。男は外国人窃盗グループの一員とみられ、この一連の事件で摘発されたのは3人目となる。広域で車が狙われる中、地域と利用者はどのように身を守ればよいのかが問われている。

神戸エレベーター刺殺事件 谷本容疑者を起訴へ 責任能力ありと判断か

神戸エレベーター刺殺事件 谷本容疑者を起訴へ 責任能力ありと判断か

今年8月に神戸市中央区のマンションで起きたエレベーター内刺殺事件について、殺人などの容疑で送検されていた谷本将志容疑者(36)を、神戸地検が近く起訴する方針を固めた。約3か月にわたる精神鑑定の結果、刑事責任能力を問えると判断したとみられる。容疑者は事件当日に神戸市内でナイフを購入し、「エレベーターで叫ばれたので刺した」といった趣旨の供述もしていることが新たに判明した。見知らぬ相手を狙った凶行は、オ…

ノーベル賞の舞台裏 北川氏が明かす“研究を育てる四半世紀”の現実

ノーベル賞の舞台裏 北川氏が明かす“研究を育てる四半世紀”の現実

今年のノーベル化学賞を受けた京都大・北川進特別教授(74)が、日本時間7日夕にストックホルムのスウェーデン王立科学アカデミーで公式会見に臨んだ。自身の受賞研究を振り返りながら、基礎研究の成果が社会で本格的に生かされるまでには「四半世紀ほどの時間がいる」と語り、長期にわたる研究資金の必要性を強調した。その言葉は、ノーベル賞という華やかな舞台の裏側で、誰がどのように25年の時間を支えるのかという問いを…

墨田区の風俗店冷蔵庫で乳児とみられる遺体の一部発見 警視庁が死体遺棄容疑で捜査

墨田区の風俗店冷蔵庫で乳児とみられる遺体の一部発見 警視庁が死体遺棄容疑で捜査

東京・墨田区の繁華街にある風俗店の冷蔵庫から、乳児とみられる遺体の一部が見つかった。6日夜、清掃中の従業員が不審物に気付き110番し、警視庁は死体遺棄事件として捜査を始めた。日常の仕事場で突然向き合うことになった小さないのちの痕跡は、地域にも重い衝撃を与えている。

首都圏強盗、実行役の大半が無報酬だった実態 38人中わずか数人のみ受け取り

首都圏強盗、実行役の大半が無報酬だった実態 38人中わずか数人のみ受け取り

首都圏で相次いだ強盗事件で、実行役として逮捕された38人のうち、報酬を受け取れたのはごく一部の数人にすぎないことが、7日、捜査関係者の話として報じられた。報酬を条件にしたとみられる犯行指示と、実際に手元に残るわずかな金額。その落差は、誰がどこまでリスクを背負わされているのかという問いを突きつけている。

10業種比較で信頼に大差 医療機関・自衛隊が高評価、議員は最低水準続く

10業種比較で信頼に大差 医療機関・自衛隊が高評価、議員は最低水準続く

官僚や銀行、警察など10業種への信頼度を尋ねた中央調査社の意識調査で、医療機関と自衛隊が最も高い評価を得たことが5日に明らかになった。調査は東京都中央区に本部を置く世論調査機関が実施したもので、医療機関は前回の2023年、前々回の2021年に続き3回連続で首位となる。一方、国会議員は今回も最下位に沈んだ。なぜ、同じ公的サービスを担う存在の間で、ここまで大きな信頼の差が生まれているのだろうか。

豪州で16歳未満のSNS禁止が施行 世界初の年齢確認義務、自由との両立が課題に

豪州で16歳未満のSNS禁止が施行 世界初の年齢確認義務、自由との両立が課題に

オーストラリアで現地時間12月10日、16歳未満が主要なSNSにアカウントを持つことを禁じる新しい法律が施行される。プラットフォーム側に年齢確認とアカウント停止を義務づける世界初の仕組みで、子どもの安全を守る一方、表現の自由や利用実態とのずれをどう埋めるのかが問われている。

クマ被害が過去最多に 2025年度230人負傷、出没3万件超で全国に警戒広がる

クマ被害が過去最多に 2025年度230人負傷、出没3万件超で全国に警戒広がる

全国でクマによる被害が止まらない。環境省のまとめでは、2025年度4〜11月にクマに襲われた人は全国で230人、出没件数は3万6814件に達し、いずれも統計開始以来最多となった。同じ山間の集落だけでなく、都市近郊の住宅地や通学路にも注意喚起の張り紙が増えるなか、「このリスクを誰がどう減らしていくのか」が問われている。

短期上陸後に日本へ滞在続けた疑い 中国籍の21歳逮捕、揺れる水際対策

短期上陸後に日本へ滞在続けた疑い 中国籍の21歳逮捕、揺れる水際対策

短期の上陸許可が切れたあとも日本にとどまったとして、福岡県警臨港署が5日、中国籍の21歳の男性を出入国管理法違反(不法残留)の疑いで逮捕した。男性はクルーズ船で入国し、日本で暮らし続けたかったと認めているとされる。観光客として一時的に港町を訪れた若者が、なぜ不法残留という一線を越えてしまうのか。今回の逮捕は、巡り始めた国際クルーズと日本の水際対策の揺らぎを静かに映し出している。

住吉会トップ逮捕 故会長宅から5千万円窃盗の疑い、地域に広がる不安

住吉会トップ逮捕 故会長宅から5千万円窃盗の疑い、地域に広がる不安

指定暴力団住吉会のトップが、かつての会長の自宅から多額の現金を盗んだ疑いで千葉県警に6日、逮捕された。窃盗と邸宅侵入などの容疑がかけられているのは、小川修容疑者(72)。捜査関係者によると、2022年5月ごろ、千葉県柏市の関功前会長(故人)の自宅に組員らと共謀して入り、現金約5千万円を奪った疑いが持たれている。この「トップ逮捕」は、暴力団と暮らしの距離をどう縮めてきたのか、地域社会にあらためて問い…

葉・いすみ市で同僚女性が中国籍社員に刺され死亡 職場内トラブルか捜査進む

葉・いすみ市で同僚女性が中国籍社員に刺され死亡 職場内トラブルか捜査進む

千葉県いすみ市の会社敷地内で、同僚の女性が顔などを刃物で刺され死亡する事件が起きた。逮捕されたのは中国籍の社員で、殺人未遂の疑いで身柄を確保されたあと、女性は搬送先の病院で死亡が確認された。勤務先が一瞬にして凄惨な現場となったこの出来事は、職場での突発的な暴力をどう防ぐのかという重い課題を突きつけている。

カタルーニャ州アフリカ豚熱 スペインがウイルス流出の可能性を調査

カタルーニャ州アフリカ豚熱 スペインがウイルス流出の可能性を調査

スペイン政府は5日、カタルーニャ州で発生したアフリカ豚熱(ASF)の原因について、研究施設からのウイルス流出の可能性も含めて調査すると公表した。EU最大級の養豚国スペインでは、約31年ぶりのASF確認で輸出産業と農家に緊張が走る。ASFウイルスは人にはうつらない一方、豚やイノシシには致死的で、一度持ち込まれれば地域の畜産を長期に揺さぶりかねない。

茨城県が外国人就労PT設置へ 支援とルール順守の両立を図る新体制

茨城県が外国人就労PT設置へ 支援とルール順守の両立を図る新体制

外国人による不適切な就労や在留資格をめぐるトラブルが課題となるなか、茨城県は5日、県庁横断のPT(プロジェクトチーム)を立ち上げる方針を示した。外国人が地域で働きやすい環境づくりを進めつつ、ルール違反には厳格に向き合う考えだ。違反防止の啓発や事業者への指導を強めるための条例案も検討しており、「不法就労をどう防ぎながら、外国人の活躍を支えるのか」という問いが、現場に突きつけられている。

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