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ロッキード・マーティンは2026年8月17日(米国時間)、海上自衛隊のイージス・システム搭載艦(ASEV)1番艦向けに、AN/SPY-7(V)1レーダーとイージス戦闘システムなどを統合したシステムの陸上検証試験を完了した。日本法人が18日(日本時間)に発表した。
レーダーから表示装置まで一体で検証
検証したシステムは、AN/SPY-7(V)1レーダーのアンテナ4面、艦載レーダー処理装置、電源・冷却装置、イージス戦闘システムの計算処理・表示装置で構成される。1番艦向け米国製装備品の陸上統合試験は2025年9月に米国で始まり、今回、完全統合した状態での検証を終えた。
ASEVは弾道ミサイル防衛を主眼とし、既存のイージス艦と同等以上の能力を持つ艦として整備される。防衛装備庁の取得目標は2隻で、SPY-7のほかSM-3ブロックIIA、SM-6などを計画上の装備・能力に含む。SPY-7は各艦にアンテナ4面を搭載する計画だ。
納入後に艦上統合と最終受入検査
今回完了したのは陸上でのシステム検証で、艦上搭載や最終受入検査、就役まで完了したわけではない。1番艦向けシステムは梱包と日本向け出荷の準備が進められており、2026年中の納入を予定する。日本への納入後、艦上で機器を統合し、最終受入検査を行う。
防衛省は1番艦を三菱重工業、2番艦をジャパン・マリンユナイテッドが建造する契約を2024年に締結した。2番艦向け構成品は2026年秋、米ニュージャージー州モーレスタウンの生産試験センターで稼働試験を行う予定。防衛省は1番艦を2027年度末、2番艦を2028年度末に就役させることを目標としている。
