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EU、グリーンランド自治政府、デンマーク政府は2026年9月7日(現地時間)、3者の関係に関する共同宣言の更新・署名を予定している。同日にはグリーンランド向け衛星接続事業の拡充開始も予定され、ロイターによると、フォンデアライエン欧州委員長はEU投資の拡大と政治的関係の強化も打ち出す見通しだ。
重要鉱物や衛星通信などへの投資を想定
投資拡大では、資金規模だけでなく支援対象も広げる計画とされる。ロイターがEU当局者の説明として伝えたところでは、重要鉱物、衛星通信、再生可能エネルギーなどが対象になる。フォンデアライエン氏は6日にヌークで投資パッケージを「相当な規模」と述べたが、公式の最終額や事業別の配分は明らかにしていない。
フィナンシャル・タイムズは、2026~2027年に2億ユーロの追加支援を行う見通しだと報じている。ただし、欧州委員会による最終的な公式額は検証時点で公表されていない。
グリーンランドは1985年にEUを離脱した一方、住民はデンマーク国籍を通じてEU市民でもある。今回の訪問では、EUとグリーンランドの関係深化に加え、戦略的重要性が高まる北極圏について協議する。EUは現在、北極政策の見直しも進めている。
トランプ米大統領はグリーンランドが米国に帰属すべきだと繰り返し主張しているが、デンマーク政府とグリーンランド自治政府は拒絶している。
3首脳が共同宣言を更新・署名へ
欧州委員会によると、フォンデアライエン氏は9月6日から7日にかけてグリーンランドのヌークを訪問し、イェンス=フレデリク・ニールセン首相、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相らと会談する。
EUの公式日程では、3首脳が7日にTusass施設でグリーンランド向け衛星接続事業の拡充を開始するほか、EU、グリーンランド自治政府、デンマーク政府の関係に関する共同宣言を更新し、署名する予定だ。
