ポーランドにPAC-3迎撃ミサイルの整備拠点設置へ NATO加盟国の修理・再認証を支援

ポーランドにPAC-3迎撃ミサイルの整備拠点設置へ NATO加盟国の修理・再認証を支援

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ロッキード・マーチンは2026年10月27日付の発表で、米政府との調整の下、ポーランドにパトリオット用PAC-3迎撃ミサイルの専用整備施設を設置する計画を明らかにした。PAC-3を運用するNATO加盟国を支援する拠点と位置付け、現地で修理や再認証などを行う方針だ。

米国への輸送を伴う整備に欧州拠点

計画の背景には、ミサイルの維持管理にかかる時間の問題がある。ポーランド国防省が掲載したマグダレナ・ソブコビャク=チャルネツカ国防副大臣の説明によると、再認証が必要なミサイルは現在、米国へ送っており、輸送から作業、返送まで十数カ月を要するという。ポーランドでの整備は、この期間の短縮につながることが期待されている。

ロッキード・マーチンが予定する施設の業務は、修理、改修、運用期間を通じた維持支援、再認証だ。今回の計画は、配備したミサイルを維持するための整備・支援拠点に関するもので、ポーランド側が別途関心を示している迎撃ミサイルの国内生産とは区別される。

ロイターによると、ソブコビャク=チャルネツカ副大臣は、投資規模を約10億ズロチ、稼働までの期間を十数カ月と説明した。いずれも発表時点の見込みで、施設は設置計画を公表した段階にある。副大臣は、米国外で唯一の同種施設になるとも述べている。

整備を支える供給網には複数の欧州諸国が関わる。ロッキード・マーチンは、ドイツ、オランダ、スウェーデンを、米国、ポーランドとともに当初の合意に署名した国として挙げ、この3カ国が供給網で重要な役割を担うと説明した。

同社は施設をポーランドの既存の防衛産業基盤と結び付け、地元供給企業が参加する機会を広げる方針も示している。NATO加盟国向けの維持支援と、ポーランドの防衛産業との連携を進める計画となる。

参考・出典

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