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米国防総省は2026年8月31日(米東部時間)、ゼネラル・ダイナミクス・オードナンス・アンド・タクティカル・システムズ(GD-OTS)とロッキード・マーティンとの二つの枠組み合意を発表した。7年間の複数年調達につながる枠組みで、PAC-3 MSE迎撃弾の生産能力を3倍、THAAD迎撃弾を4倍に引き上げ、重要部品の供給力も拡大する。
重要部品の生産も拡大
米国防総省によると、GD-OTSは迎撃弾の専門部品を増産する。対象にはモーターケース、シーカーのハウジングや中間部、シュラウド展開システムなどが含まれる。枠組みは企業による設備・人員投資を促す長期需要を示す一方、資金は毎年度の歳出措置を前提とする。
GD-OTSは、今回の合意が複数年の生産拡大の基盤となり、具体的な契約条件の確定は今後になると説明している。3倍・4倍は達成済みの生産量ではなく、PAC-3 MSEとTHAAD迎撃弾の生産能力目標を示す。
Defense Newsは、イランとの戦闘やウクライナ支援で両迎撃弾の在庫が圧迫されていると報じている。
8月3日のノースロップ・グラマン案件とは別
米国防総省は8月3日にも、ノースロップ・グラマンとロッキード・マーティンを含む別の枠組み合意を発表した。ノースロップ・グラマンによると、二つの合意は7年間で総額30億ドル超。PAC-3 MSE向けが20億ドルで固体ロケットモーターや点火安全装置を供給し、THAAD向けが10億ドルで部品生産を拡大する。
8月31日の案件はGD-OTSとロッキード・マーティンが相手で、8月3日の案件とは別の供給網拡充策である。
