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Sakana AIは2026年7月21日、サイバーセキュリティ向けオーケストレーションモデル「Fugu-Cyber」を発表した。新たなAPIエンドポイントとして提供し、利用には申請と審査が必要で、料金は従量課金のみとなる。
複数の専門モデルで回答を組み立て
Fuguは、利用者には単一のAPIとして扱える一方、内部では複数のモデルに処理を委ね、結果を検証・統合するマルチエージェント型のオーケストレーションシステムだ。6月22日に一般提供されたFuguとFugu Ultraに続き、サイバーセキュリティ用途に特化したFugu-Cyberがモデル群に加わった。
Sakana AIによる評価では、実在する脆弱性の検証能力を測るCyberGymで86.9%、脅威情報から検知ルールを作成する能力を測るCTI-REALMで72.1%を記録した。同社は、GPT-5.5-CyberやMythos-Previewに匹敵する水準としている。公式ドキュメントでは、より多くの計算を用いるhighとxhighの推論強度に対応する。
入力100万トークン6ドル、出力36ドル
標準料金は100万トークン当たり、入力が6ドル、出力が36ドル、キャッシュ入力が0.60ドル。コンテキストが272Kトークンを超える場合は、それぞれ12ドル、54ドル、1.20ドルとなる。料金計算には利用者の入出力だけでなく、複数モデルを動かすオーケストレーションで使用したトークンも含まれる。
一般向け月額プランにも含まれるFuguやFugu Ultraとは異なり、Fugu-Cyberは従量課金専用だ。内部のオーケストレーションに使われた入力・出力トークンも、通常の入出力と同じ単価で料金に反映される。
利用には申請と審査が必要
利用希望者は、想定する用途と確認済みの連絡先情報をフォームで提出する必要がある。Sakana AIが申請内容を手動で審査し、承認後にFugu-CyberのAPIへのアクセスを付与する。
同社は、攻撃的な悪用を禁止する改定版の利用ポリシーを適用し、安全な提供を進めるとしている。
