SBIホールディングス フジ・メディアHDと提携協議開始

SBIとフジ・メディアHD、コンテンツ領域で資本業務提携を検討 IP投資や金融アプリ連携も対象に

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SBIホールディングスとSBIネオメディアホールディングスは6月26日、フジ・メディア・ホールディングスとの間で、メディア・コンテンツ領域における戦略的資本業務提携に向けた協議・検討を開始した。両グループの事業基盤や顧客接点、デジタル技術、投資・金融機能を組み合わせ、企業価値の向上につながる協業を幅広く探る。

IP投資から金融アプリまで広がる検討領域

検討対象には、コンテンツや知的財産(IP)への投資、事業開発、音楽やファッションなどのリアルイベント、地域活性化、スーパーアプリ「SBI金融エージェント」などのデジタルサービス分野での連携が含まれる。IPは番組や楽曲、キャラクターなどの権利を指し、人気コンテンツを一度きりの放送や配信にとどめず、イベントや商品、デジタルサービスへ展開する際の核になる。

今回の枠組みは、既存の資本関係を踏まえたうえで、メディアと金融・デジタルを結びつける協業を広げるものだ。SBI側は、銀行、証券、保険、資産運用、暗号資産、メディアを横断する「SBI金融エージェント」などの構想・開発を進めており、フジ側のコンテンツ資産や顧客接点とどう接続するかが焦点になる。

SBIグループは、ネオメディア事業の拡大に向けた提携を相次いで進めている。5月にはミンカブ・ジ・インフォノイドとのメディア事業に関する資本業務提携に向けた基本合意、6月には電通、電通デジタルとの戦略的業務提携を公表しており、今回の案件もその流れに位置付けられる。

具体化の焦点は出資スキームと収益化

今後の焦点は、出資の有無、出資時期・金額といった資本面の具体像に加え、共同投資や共同制作の対象となるコンテンツ、イベント、デジタルサービスがどこまで具体化するかだ。収益化の道筋や、フジ・メディア・ホールディングス側の既存事業との接続方法も重要になる。

現段階は協議・検討の開始であり、具体的な提携内容、対象事業、出資、個別サービスへのコンテンツ提供、共同イベント実施などの詳細が決まったわけではない。今後は、資本業務提携の具体条件や、共同で展開する事業の発表に進むかどうかが焦点となる。

参考・出典

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