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AP通信が2026年8月10日付で伝えたインタビューで、ウクライナ軍無人システム部隊のロバート・ブロウディ司令官は、ロシア軍が弾道・巡航ミサイル計77発を同時発射でき、同時斉射能力を200発へ拡大しようとしているとの見方を示した。
同時発射能力を77発から200発へ
77発と200発はいずれもブロウディ氏による能力評価と警告であり、ロシア政府やロシア軍が公式に公表した数値ではない。200発は将来目標として述べたもので、実現済みの能力ではない。
AP通信は当初、77発を弾道ミサイルのみと伝えていたが、その後、弾道・巡航ミサイルを含む一斉射撃能力だと訂正した。ブロウディ氏も、異なる種類のミサイルを各種発射装置や艦船、航空機から撃つ能力で、200発も弾道ミサイルだけを指すものではないと説明している。
ブロウディ氏は2025年6月3日、ウクライナ大統領令により無人システム部隊司令官に任命された。今回のインタビューは、ウクライナ軍がクリミアでロシア軍の防空・補給機能を弱体化させる作戦を主題としていた。
迎撃ミサイル不足を脆弱性に挙げる
AP通信によると、ウクライナは米国製パトリオット用の迎撃ミサイルが不足しており、ロシアによる大規模攻撃では多数のミサイルが防空網を突破している。ブロウディ氏は、同時斉射能力の拡大を防空上の大きな脅威として警戒した。
同氏は、ロシアのミサイル生産に関係する施設への長距離攻撃が、発射能力を抑える手段になるとの認識も示した。
