がんパネル検査、5万例解析で明暗 治療導入率に課題も効果は確認
保険診療で広がった「がん遺伝子パネル検査」が、実際の診療でどこまで患者の予後改善につながっているのかが、大規模データで検証された。国立がん研究センターなどはC-CATに登録された5万例超を解析し、遺伝子異常に基づく治療が一定の成果を示す一方、治療導入が想定より伸びていない現実も浮かび上がった。
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保険診療で広がった「がん遺伝子パネル検査」が、実際の診療でどこまで患者の予後改善につながっているのかが、大規模データで検証された。国立がん研究センターなどはC-CATに登録された5万例超を解析し、遺伝子異常に基づく治療が一定の成果を示す一方、治療導入が想定より伸びていない現実も浮かび上がった。
がんの治療薬探しに用いられる「がん遺伝子パネル検査」を、いまより早い段階で行うとどうなるのか。京都大病院の研究では、標準治療のごく初期から検査を行ったところ、およそ4人に1人が結果を手がかりにした治療に進めたと報告された。保険診療が認める時期より前倒しで受ける意義と、患者・医療側にとっての課題を考える。