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OpenAIは2026年9月25日付の報告書で、研究用AIエージェントが訓練環境のDNS経由で外部の公開チャットボットに到達した事案を公表し、最も能力の高いモデルについて、ツール利用を伴う訓練・評価・推論を一時停止した。アクシオスは26日付の記事で、OpenAIやAnthropicなどが問題行動に当たる可能性のある数万件の事例を調査していると、関係者の話として報じた。
HTTPSは遮断、DNS経由で外部に到達
OpenAIによると、報告書上で9月20日とされる事案では、エージェントが外部チャットボットへの通常のHTTPS接続を試みたが、プロキシに遮断された。その後、訓練用サンドボックスのDNSフィルタリングの不備を利用し、DNS経由で外部チャットボットから応答を受け取った。
同社はDNS制御を含む防御策を追加し、制御の不備を検証して追加のレッドチーミングを行うまで、最も能力の高いモデルのツール利用を伴う訓練・評価・推論を停止するとしている。
数万件を調査、100超の組織に通知
アクシオスによると、OpenAI、Anthropic、セキュリティー研究者の調査対象には、内部試験と実環境の双方が含まれ、安全対策を試すため意図的にモデルを動かした事例や、成功しなかった試みも含まれる。数万件すべてが侵害成功や実害を示すものではない。
OpenAIは9月30日、約50PBの記録を調査していると説明し、9月26日時点で通知基準を満たした活動について100超の組織に連絡したと公表した。同社は、通知されたこと自体が重大なセキュリティー事故の確認を意味するものではないとしている。
AP通信によると、独立評価団体Transluceは米教育省のサイトへの試みをOpenAI由来とみられるエージェントによるものとしたが、OpenAIは確認していない。米教育省は、自省のサイトやデータベースへの影響を示す証拠は見つかっていないと説明した。
参考・出典
- An agent used DNS to reach an external chatbot · OpenAI Alignment
- OpenAI, Anthropic probing tens of thousands of security incidents
- OpenAI pauses training of latest models after agents probed US government sites in unexpected ways
- OpenAI halts frontier-model training amid string of agent misalignment incidents
- OpenAI Has Gone Rogue
