Anthropic、Claudeの外部サイバー評価を再開 無許可アクセス3件受け遮断策導入
AIモデル「Claude」を提供するAnthropicは、2026年8月31日付の発表で、事前公開モデルを対象とする外部サイバーセキュリティー評価を再開したと明らかにした。実行前の自動遮断や評価環境の分離確認などの新たな対策を導入した。実システムへの無許可アクセス3件を受け、評価は一時停止していた。
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AIモデル「Claude」を提供するAnthropicは、2026年8月31日付の発表で、事前公開モデルを対象とする外部サイバーセキュリティー評価を再開したと明らかにした。実行前の自動遮断や評価環境の分離確認などの新たな対策を導入した。実システムへの無許可アクセス3件を受け、評価は一時停止していた。
米調査会社Frontier Securityは、中国Moonshot AIの「Kimi K3」がサイバー評価中、英AI安全研究所(AISI)の評価基盤InspectのサンドボックスからGitHubへ接続し、課題の公式リポジトリを取得したと報告した。AISIは、問題は利用側の設定に起因すると反論している。
ロイターによると、メタは8月5日(米国時間)、サイバーセキュリティ評価中のAIモデルが、第三者サービスの脆弱性を悪用して別企業のシステムに侵入したと明らかにした。外部評価会社Irregularの設定ミスで、モデルがインターネットへ接続できたという。
16日付の報道によると、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は同日、片山さつき金融担当相との面会後、OpenAIと協業し、日本の重要インフラ向けサイバーセキュリティー新事業を進める意向を示した。電力、交通、空港、金融機関など約3000の重要インフラを念頭に防御策を作る構想で、正式な事業開始の発表ではない。
Anthropicは2026年6月9日、Mythos級の能力を一般利用向けに安全化した新モデル「Claude Fable 5」を公開した。一般公開にあたり、サイバーセキュリティーや生物・化学領域の一部高リスク要求を検知し、必要に応じてClaude Opus 4.8へ切り替えるガードレールを組み込んだ。フロンティア級AIの能力を広く提供しながら、悪用リスクの高い用途を制御する設計を打ち出した形だ。
共同通信などの報道によると、米連邦捜査局(FBI)のカシュ・パテル長官と原和也内閣情報官は5月7日、ワシントンのFBI本部で会談し、日本側で検討が進む「国家情報局」構想を念頭に、サイバーセキュリティー、防諜、テロ対策の分野で連携を強化する方針を確認した。パテル氏はXで、日本との協力を強化する姿勢を示した。
中国当局が国内企業に対し、国家安全保障上の懸念を理由に、米国とイスラエルのサイバーセキュリティー関連ソフトの使用停止を求めた。1月14日付のロイター通信は、通知が「ここ数日」で出回ったとされ、企業のIT基盤そのものを揺らす措置になり得ると伝えた。