レバノン国境地帯の役割強化を要請 米国の働きかけにシリア難色
米国がシリア暫定政府に対し、レバノン東部の国境地帯で役割を強め、親イラン民兵組織ヒズボラの補給網遮断や武装解除を後押しするよう水面下で働きかけている。ロイターが複数の関係者の話として報じ、中東紙ザ・ナショナルも米当局者の話として同趣旨を伝えた。だがシリア側は、隣国への直接関与が新たな摩擦を招きかねないとして慎重姿勢を崩していない。
本ページでは「シリア暫定政府」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
米国がシリア暫定政府に対し、レバノン東部の国境地帯で役割を強め、親イラン民兵組織ヒズボラの補給網遮断や武装解除を後押しするよう水面下で働きかけている。ロイターが複数の関係者の話として報じ、中東紙ザ・ナショナルも米当局者の話として同趣旨を伝えた。だがシリア側は、隣国への直接関与が新たな摩擦を招きかねないとして慎重姿勢を崩していない。
シリアの暫定政府と、クルド人が主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は1月30日、停戦で合意したと発表した。SDFを段階的に政府側へ統合する内容で、長年続いた北東部の事実上の分断統治を動かす転機となる。
シリアの暫定政府(国防省)は1月9日未明、北部アレッポでクルド人勢力との戦闘が続く3地区(シェイク・マクスード、アシュラフィエ、バニ・ゼイド)周辺で一時停戦を始めた。停戦は午前3時に発効し、武装勢力に対し同日午前9時までの退去を求めたとしている。