再発頭頸部がんにiPS免疫細胞が奏功か、千葉大などが治験で安全性確認
iPS細胞から作った免疫細胞を「作り置き」して患者に届ける――その現実味が増した。千葉大学と理化学研究所は2026年1月16日、再発・進行頭頸部がんを対象にしたiPS由来NKT細胞(iPS-NKT細胞)の第Ⅰ相医師主導治験で、安全性と治療効果の兆候を確認したと明らかにした。成果論文は2025年12月30日付でNature Communicationsに掲載された。
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iPS細胞から作った免疫細胞を「作り置き」して患者に届ける――その現実味が増した。千葉大学と理化学研究所は2026年1月16日、再発・進行頭頸部がんを対象にしたiPS由来NKT細胞(iPS-NKT細胞)の第Ⅰ相医師主導治験で、安全性と治療効果の兆候を確認したと明らかにした。成果論文は2025年12月30日付でNature Communicationsに掲載された。
気道の奥で炎症がくすぶる。顕微鏡をのぞいた研究者たちは、免疫細胞が抱え込む小さな脂肪滴に目をとめた。千葉大学の平原潔教授と横浜市立大学の金子猛教授、柳生洋行助教らの共同研究により、脂肪滴を分解して再利用する仕組みが病原性Th2細胞を誘導し、喘息などのアレルギー疾患を悪化させることが示された。脂肪分解経路を標的とする新しい治療の道がひらけつつあると映る。
真夏の海は穏やかだった。船上の作業台に置かれたコア試料の泥の中から、白い塊がのぞいた瞬間、静かな歓声が広がった。千葉大・鳥取大など国内9機関の研究チームが、鳥取県沖約145キロ、隠岐諸島の東北約60キロの海底で、塊状のメタンハイドレートを採取した。次世代の天然ガス資源として期待が高まるなか、日本海側の分布像を塗り替える一歩が刻まれたと映る。