米国、イラン原油などの販売を一時容認 初回協議後に60日間の制裁免除を発行
米財務省外国資産管理局(OFAC)は6月22日(米国時間)、イラン産の原油、石油製品、石油化学製品の生産・配送・販売を8月21日まで認める一般許可を発行した。スイスでの米イラン初回協議後、60日間の交渉枠組みに基づく具体的な履行措置が動いた形だ。
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米財務省外国資産管理局(OFAC)は6月22日(米国時間)、イラン産の原油、石油製品、石油化学製品の生産・配送・販売を8月21日まで認める一般許可を発行した。スイスでの米イラン初回協議後、60日間の交渉枠組みに基づく具体的な履行措置が動いた形だ。
英国、フランス、ドイツ、イタリアの欧州4か国は、米国とイランの了解覚書発表を歓迎し、イランの核計画をめぐる明確で検証可能な措置に応じて、関連する対イラン制裁を解除する用意があると共同声明で示した。共同声明は、イランが核兵器を取得してはならないと強調し、その目的に向けて米国、イラン、国際原子力機関(IAEA)と協力する姿勢も打ち出した。
対イラン圧力が再び強まった。トランプ大統領は6日、イランから「物品やサービス」を得ている国を念頭に、米国への輸入品へ追加関税を上乗せできる枠組みを定めた大統領令に署名した。制裁の射程を第三国へ広げる異例の設計である。
イランで反政府デモの弾圧が続き死者が拡大する中、欧州連合(EU)は29日、精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」をテロ組織に指定した。外交面で慎重論が根強かったEUが、対イラン政策を「対話」から「法的制裁の強化」へと踏み切った形だ。カラス外交安全保障上級代表はXで「弾圧は放置できない」とし、強い言葉でイラン指導部を非難した。
ドイツ外務省は2025年9月29日、英国、フランス、ドイツの欧州三カ国がイランとの外交ルートと交渉を今後も追求するとの共同声明を公表した。制裁の歯車が再び回り始めても、対話の扉は閉じていないという合図である。国連による対イラン制裁の復活を受け、緊張の針は振れやすい。にもかかわらず三カ国は、事態の制御に必要な言葉を選んだ。