米国の対イラン軍事作戦費、375億ドルに増加 国防総省向け671億ドルを議会に追加要求
ロイター、AFP、AP通信によると、ヘグセス米国防長官は2026年7月21日(米東部時間)、対イラン軍事作戦の費用を375億ドルとする推計を上院で示した。5月の約290億ドルから約85億ドル増えた。一部費目の現時点までの支出に加え、9月30日までの人件費や運用・維持費などの見込みが含まれる。
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ロイター、AFP、AP通信によると、ヘグセス米国防長官は2026年7月21日(米東部時間)、対イラン軍事作戦の費用を375億ドルとする推計を上院で示した。5月の約290億ドルから約85億ドル増えた。一部費目の現時点までの支出に加え、9月30日までの人件費や運用・維持費などの見込みが含まれる。
イランとイスラエルは6月8日、相互攻撃をいったん停止する姿勢を示した。トランプ米大統領が双方に「直ちに撃ち合いをやめる」よう求めた後、イランは対イスラエル軍事作戦の停止を発表し、イスラエル側もイランへの空爆停止に応じたと伝えられた。ただ、イランはイスラエルがレバノンでイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃を続ければ、攻撃を再開し、より強く反撃すると警告した。
米国とイスラエルが2月末に始めた対イラン軍事作戦で、米軍の人的被害が想定以上に広がっている。2026年3月10日までに、関係者ベースの負傷者数は最大150人に達したとされ、AP通信が伝えた同日の国防総省会見でも約140人が負傷し、うち8人が重傷だと説明された。イラン側の報復攻撃が広域化するなか、米軍が前線部隊だけでなく周辺基地でも継続的な危険にさらされている実態が浮かんだ。
トランプ大統領は3月9日、フロリダ州マイアミで記者団に対し、イランを標的にした軍事作戦は「間もなく終わる」と述べたうえで、戦闘が再燃すれば「さらに大きな打撃」を与えると警告した。作戦の早期収束を示唆しながら再攻撃の余地も残す発言で、軍事圧力と交渉圧力を同時に維持する政権の姿勢が改めて鮮明になった。
米政権がイランへの軍事作戦を短期決着で描く一方、戦後の指導部選びにも踏み込む姿勢を強めた。ホワイトハウスのレビット報道官は3月6日、米軍がイラン空域の制圧に向けて「順調に進んでいる」と述べ、達成可能な目標は4〜6週間で完了できるとの見通しを示した。軍事面と体制移行を一体で語ったことで、作戦の射程が一段と広がった形である。
作戦開始から間もない段階で「戦況は大きく動いた」とする発言が、米政権から相次いでいる。米国時間4日(日本時間5日)、トランプ大統領はイランでの軍事作戦について、米側が主導権を握っていると強調し、短期間で成果が出ているとの見方を示した。
作戦開始から数日で、攻撃規模を示す大きな数字が表に出た。米軍は2日、2月28日から続くイランへの軍事作戦で、イラン国内の標的を累計で1250件以上打撃したとしている。米中央軍は別の発表として、イランの艦船11隻を攻撃し、破壊したとも説明した。
中東で続く軍事作戦の裏側で、生成AIがすでに作戦基盤に入り込んでいる実態があらためて浮かんだ。3月1日までの報道によると、米軍はイランを標的とした攻撃の一部で、新興企業Anthropicの対話型AI「Claude」を使っていた可能性がある。連邦政府は直前に同社技術の利用停止へ動いており、現場運用とのねじれが注目される。
米国務省が1月5日、X(旧ツイッター)で西半球(米大陸周辺)を米国の影響圏とみなす趣旨を示し、ベネズエラでの軍事作戦を安全保障上の措置として正当化した。作戦は1月3日に首都カラカスで実行され、米側は麻薬犯罪対策などの文脈で説明を強めている。一方、周辺国の実務にはすでに「空」と「物流」の形で波紋が及び始めた。
トルコのエルドアン大統領は1月5日、閣議後の演説で、米軍がベネズエラで行った軍事作戦を巡りトランプ米大統領と電話会談したと明らかにした。ベネズエラを不安定化させるべきではないとの懸念を伝え、政治的正統性や国際法に反する行為は容認しないという立場を示した。
米国がベネズエラで軍事作戦を実施し、トランプ大統領がニコラス・マドゥロ大統領夫妻の拘束と国外移送をSNSで明らかにしたことを受け、ロシア外務省は2026年1月3日、「武力による侵略行為」として深い憂慮を表明した。中南米の空の便や国連安全保障理事会の対応に波及し、軍事行動を「逮捕」と位置づける説明がどこまで通るのかが焦点になる。
トランプ米大統領は2026年1月3日、自身のSNSで、米国がベネズエラで「大規模な作戦」を実施し、マドゥロ大統領と妻を拘束して国外へ移送したと主張した。ベネズエラ側は同日未明の爆発や停電を受け、非常事態を宣言したとされる。現地の混乱は続くが、作戦の全容や拘束の事実関係は確かめにくい局面だ。
エルサレムの軍報道官室で声明文を読み上げる声が静まり、報道陣の間にざわめきが広がった。イスラエル軍が2025年11月26日、占領下のヨルダン川西岸北部で新しい軍事作戦を始めたと公表したのだ。軍はこれを「対テロ作戦」と呼ぶが、その言葉は現地で暮らす人々の日常に、さらに濃い影を落としている。停戦が成立したガザからは離れた地で、緊張だけが積み重なっている。