フィリピン・パンパンガ州アンヘレス市で9階建て倒壊、20人捜索続く

フィリピン・アンヘレス市、建設中ビル倒壊 死者3人、不明17人に

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フィリピン北部パンパンガ州アンヘレス市で2026年5月24日未明、建設中の9階建て建物が倒壊した。現地当局者らによると、25日時点で死者は3人に増え、なお17人が不明となっている。救助隊は生命反応の確認を続けながら、がれきの下に残された人の捜索を続けている。

夜明け前の倒壊、がれきは隣接施設にも

現場はアンヘレス市バランガイ・バリバゴ地区で、倒壊は午前2時半ごろから3時ごろの夜明け前に起きた。報道によると、建物は許可上は9階建てのコンドホテルとされ、追加の10階部分ではプールの工事が進められていた。

事故直後は、現場内にいた30~40人前後が取り残された可能性があるとみられていた。その後の確認で救出者や自力脱出者の人数が積み上がり、5月24日夜時点では捜索対象が20人に修正された。25日の更新では、死者が増えた一方、不明者は17人とされている。

倒壊したがれきは近接する宿泊施設にも被害を及ぼし、宿泊していた65歳のマレーシア人男性が死亡した。25日時点の死者3人にはこの男性も含まれる。救助隊は24日から夜通しで活動し、投光器や探知機を使いながら24時間態勢で捜索に当たっている。

原因究明と規制違反の有無を捜査

市当局は事故原因の調査を求めており、フィリピン国家警察も安全基準や建築規制に違反がなかったかを含めて調べる方針だ。許可上の9階建てに対し、追加の10階部分でプール工事が行われていたとされる点も、施工管理や安全確認の経緯を検証するうえで重要な論点となる。

アンヘレス市は首都マニラの北方に位置する都市で、バリバゴ地区は商業施設や宿泊施設が集まる地域として知られる。地元当局は建物所有者側への確認を進めており、当時現場にいた作業員数や施工管理の実態など、工事の全体像にはなお不明点が残っている。

参考・出典

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