EU、英国に関税同盟加入を「最善策」と提示か 中国車関税と「Made in EU」巡り
EUが英国に対し、中国車への関税引き上げとEU通商政策との一層の整合を求めたと、フィナンシャル・タイムズ(FT)が2026年9月25日に報じた。ロイターが伝えたが、同通信はFTの報道を独自には確認できていないとしている。
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EUが英国に対し、中国車への関税引き上げとEU通商政策との一層の整合を求めたと、フィナンシャル・タイムズ(FT)が2026年9月25日に報じた。ロイターが伝えたが、同通信はFTの報道を独自には確認できていないとしている。
米国のトランプ大統領は2026年8月24日(米東部時間)、SNSで、カナダ産の自動車、トラック、自動車部品を2027年1月1日から関税率50%とする方針を表明した。投稿では鉄鋼も50%とする旨を記したが、鉄鋼はすでに50%の関税が適用される品目があり、今回の表明で変更される具体的な範囲は明らかになっていない。
世界一律の追加関税をめぐり、税率が当面10%にとどまるのか、それとも15%へ上がるのかが焦点となっている。米政権内では、引き上げの構えは崩れていない。米ホワイトハウス当局者は24日、トランプ大統領が念頭に置く「15%」について、方針は揺らいでいないと強調した。
米国の通商政策が、わずか1日で大きく揺れた。トランプ大統領は21日、前日に打ち出した「世界一律の追加関税」を、10%から15%へ引き上げる考えをSNSで示した。日本時間では22日未明の投稿で、発動の具体的な時期は明らかにしていない。
輸入品への追加負担を一気に広げた大統領の関税政策が、司法の壁にぶつかった。米連邦最高裁は米東部時間20日(日本時間21日未明)、トランプ大統領が打ち出した大規模な関税措置について、法的根拠を欠くとして効力を認めない判断を示した。
欧州に押し寄せる安価な中国製品への危機感が、通商・為替を巻き込む強硬策の提案として表面化した。フランス政府の諮問機関である戦略・計画高等弁務官局は9日、中国からの輸入増への対策として、EUが中国製品全般に30%の関税をかけるか、ユーロの対人民元レートを30%切り下げるべきだとする報告書を公表したとロイターが報じた。
最高裁の判断を前に、ワシントンの官庁街では通商担当の職員たちが会議室を行き来している。トランプ大統領が「いつも道を見つけてきた」と語った通り、政権は、広範な上乗せ関税が違法とされてもすぐに別の関税を立ち上げられるよう、複数の「プランB」を水面下で組み立てている。企業や各国政府が行方を見守る中、関税中心の経済運営をどこまで維持できるのかが焦点となっている。