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日本経済新聞は2026年7月27日、ソフトバンクが決済代行会社SP.LINKSの全株式取得を検討し、近く優先交渉権を得る見通しだと報じた。子会社のSBペイメントサービスとの統合により、オンライン決済事業の規模拡大を狙う。
ソニー銀行保有の20%分も取得へ
SP.LINKSは旧ソニーペイメントサービスで、2025年10月に現在の社名へ変更した。クレジットカード決済や決済データ処理、集金代行などを手がける。
旧ソニーペイメントサービスは2024年、ブラックストーン側との資本提携に伴い、ブラックストーンが80.0%、ソニー銀行が20.0%を保有する持株会社の傘下に入った。日本経済新聞の報道によると、ソフトバンクはブラックストーン側の保有分に加え、ソニー銀行の20%分も取得し、SP.LINKSの完全子会社化を目指している。
ブルームバーグは2026年6月、ブラックストーンがSP.LINKSの売却手続きを進め、ソフトバンクなどが2次入札に進んだと報じていた。売り手側は総額1000億円前後での売却を目指していたが、これは当時の目標額であり、今回の買収価格が確定したことを示すものではない。
決済基盤統合で不正対策の高度化も
SBペイメントサービスはソフトバンクの子会社で、決済サービスに加え、AIを活用した不正検知や外部ソリューションとの連携を提供している。
SP.LINKSはカード会社と直接つながる独自の決済ネットワークを強みとする。日本経済新聞によると、ソフトバンクは両社の統合で決済取扱高を増やし、カード会社との交渉力を高めるほか、取引データや運用基盤の拡大を不正検知の精度向上につなげる考えだ。
2026年7月29日時点では優先交渉権の取得が見込まれている段階で、最終契約や完全子会社化は決まっていない。当事者から買収に関する公式発表も確認されていない。
