独首相、ウクライナ早期EU加盟に否定的な見解 領土譲歩時の統合道筋を提言
ドイツのメルツ首相は4月27日、ノルトライン・ウェストファーレン州マースベルクの学校で生徒と対話し、ウクライナの早期EU加盟は非現実的だとの見方を示した。そのうえで、将来の対ロ和平が領土譲歩を伴う場合でも、EUはウクライナに信頼できる欧州統合の道筋を示す必要があると述べた。これらはドイツ連邦政府の発表などで明らかになった。
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ドイツのメルツ首相は4月27日、ノルトライン・ウェストファーレン州マースベルクの学校で生徒と対話し、ウクライナの早期EU加盟は非現実的だとの見方を示した。そのうえで、将来の対ロ和平が領土譲歩を伴う場合でも、EUはウクライナに信頼できる欧州統合の道筋を示す必要があると述べた。これらはドイツ連邦政府の発表などで明らかになった。
ウクライナの欧州連合(EU)加盟をめぐり、具体的な「時期」を求める声と、慎重論の溝が改めて浮き彫りになった。2月15日、ドイツ南部ミュンヘンで開かれたミュンヘン安全保障会議の場で、EUのカラス外交安全保障上級代表(外相)は、加盟各国政府が加盟時期を示す準備は整っていないとの見方を示した。
ウクライナのEU加盟を「できるだけ早く」現実に近づけるため、欧州委員会が当初は加盟国としての権限を一部に限る移行期間を設ける案を検討し始めた。和平をにらむ時間軸と、加盟に必要な制度改革の重さが正面衝突している。