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米ホワイトハウスは米東部時間8月6日、輸入ポリシリコンとその派生製品に最低輸入価格を設定し、ポリシリコンのインゴットやウエハー、太陽電池セル、太陽光モジュールには原則15%の追加関税を課す大統領布告を公表した。措置は12月4日に発効する。
ポリシリコンから太陽光モジュールまで最低価格を設定
ポリシリコンは高純度のシリコンで、半導体や結晶シリコン型太陽電池の原材料となる。最低輸入価格は、ポリシリコンが1kg当たり21ドル、インゴットとウエハーが1kg当たり100ドル、太陽電池セルが1W当たり0.22ドル、太陽光モジュールが1W当たり0.38ドルに設定された。
申告価格が最低輸入価格を下回る場合は、原則として差額相当の関税が課される。これとは別に、インゴットやウエハー、太陽電池セル、太陽光モジュールには15%の従価税を課す。日本、韓国、台湾、スイス、リヒテンシュタイン、EU加盟国の対象品は、通常税率と今回の追加関税の合計が15%となるよう調整される。
Section 232調査を経て12月4日発効
今回の措置は、米商務省が通商拡大法232条に基づいて実施した国家安全保障上の調査を踏まえたものだ。ホワイトハウスは、ポリシリコンと派生製品の輸入が米国の国家安全保障を損なう恐れがあると判断し、国内の半導体・太陽光供給網と生産基盤の強化を狙うとしている。
最低輸入価格制度と追加関税は、米東部時間12月4日午前0時1分以降に輸入される対象品へ適用される。
