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山形県警と石川県警の合同捜査本部は6月29日までに、不正アクセス禁止法違反などの疑いで、東京都や千葉県、埼玉県に住む男女4人を逮捕した。6月30日には、このうち中国籍の女(47)と千葉市の派遣社員の男(61)が送検された。事件は通販サイトの他人名義アカウントを悪用した疑いで、警察は組織的な犯罪とみて余罪を調べている。
逮捕された4人の属性
逮捕されたのは、東京都杉並区の自称パート従業員の女(47)、千葉市の派遣社員の男(61)、埼玉県川口市の無職の男(29)、東京都豊島区の専門学生の男(22)の4人。47歳の女、29歳の男、22歳の男は中国籍とされる。
公表された事件名は「不正アクセス禁止法違反等事件」。不正アクセス禁止法は、他人のIDやパスワードを無断で使ってシステムやアカウントに入り込む行為などを禁じる法律だ。「等」とされている関連容疑の具体的な内訳は明らかにされていない。
通販サイトのアカウント悪用か、商品は中国発送の可能性
警察によると、47歳の女と61歳の男は、河北町や石川県に住む女性のアカウントでインターネット通販サイトに不正アクセスし、商品を購入するなどした疑いが持たれている。事件は、河北町の40代女性と山形市の40代男性から、買っていない商品の購入完了や配送場所に関するメールが届いたとの相談があり、発覚した。
別の2人は、商品を受け取ったり、配達先のロッカーから商品を移動させたりしたとされる。47歳の女は指示役とみられ、盗まれた商品は中国へ発送されていた可能性がある。4人の認否は明らかにされておらず、警察は組織的な犯罪とみて余罪やグループの実態を調べている。
アカウント情報は、フィッシングメールなどで盗まれた可能性がある。警察は、メールやSNSで届くリンクを不用意にクリックしないこと、不正アクセスに気づいた場合はすぐ相談することを呼びかけている。
