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キオクシアは2026年8月27日、岩手県北上市の北上工場で第3製造棟(K3棟)の建設に向けた土地などの整備を始め、2029年度中の稼働開始を目指すと発表した。サンディスクとは、政府支援を前提に2032年までに国内で総額約5兆円を投資する見込みも示した。
K3棟は北上工場のK2棟南側に建設する計画。キオクシアは土地などの整備を開始した一方、具体的な建設時期や生産設備への投資内容・時期は、市場動向を踏まえて決めるとしている。K3棟への投資も政府支援を前提とする。
K3棟に約1兆8000億円と報道
ロイターとFNNによると、K3棟への投資額は約1兆8000億円。ロイターは太田裕雄社長が同日、K3棟に1兆8000億円を投じる計画を説明したと報じた。高市首相は官邸で太田氏とサンディスクのデービッド・ゲックラーCEOの表敬を受けた。
ただし、キオクシアの公式発表ではK3棟単体の投資額を示しておらず、詳細な設備投資は今後決めるとしている。テレビ朝日によると、太田氏は面会後、政府の補助について投資額の3分の1程度を期待すると記者団に説明した。
約5兆円は四日市・北上両工場が対象
2032年までの約5兆円はK3棟だけに投じるものではなく、キオクシアとサンディスクが四日市工場と北上工場の生産設備、関連インフラ、技術強化に充てる共同投資の見込みだ。両社は、AI・データ社会で拡大するフラッシュメモリ需要への対応を投資の狙いに挙げている。
