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複数の報道によると、神戸市中央区中山手通6丁目のマンション一室で20日、冷凍庫から切断された元住人男性の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は23日、男性の元妻で神戸市中央区の無職、望月亜紀容疑者(50)を死体遺棄容疑で逮捕した。遺体は約15年前に死亡した男性のものとみられ、望月容疑者には殺害への関与をうかがわせる供述もある。捜査は遺体の遺棄にとどまらず、死亡の経緯や殺害の有無の解明に進んでいる。
冷凍庫内で見つかった損壊遺体
遺体が見つかったのは、マンション一室の玄関近くに置かれた大型冷凍庫の中だった。室内の異臭をきっかけに警察官が入り、損壊された成人男性の遺体を発見した。遺体は上半身と下半身に分かれ、それぞれ袋に入れられていたとされる。
男性は元住人の西口豊さんと判明している。死亡時期は2011年12月ごろと推定され、死因は分かっていない。逮捕された望月容疑者は西口さんの元妻で、県警は遺体が長期間にわたって冷凍庫内に置かれた経緯を調べている。
長期隠匿をうかがわせる部屋の管理
望月容疑者は2002年から現場の部屋を自身名義で借り続け、事件後も家賃の支払いを続けていた。遺体発見時、室内には布団や家具が残されており、部屋は長く維持されていた。
報道によると、望月容疑者は遺棄後も現場に複数回出入りしたと供述している。昨年ごろに電気代の支払いが止まり、冷凍庫の電源が入らなくなったことで遺体の腐敗が進み、異臭の発生につながったとみられる。
県警は、死因の特定に加え、遺体がいつ、どこで損壊されたのかを調べている。殺人容疑での立件の可否や、第三者の関与の有無も含め、供述と物証の裏付けが今後の焦点となる。
