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ハンガリーで12日の議会選挙に勝利したティサ党のペーテル・マジャル党首は13日、新議会の早期招集と5月5日にも首相職を引き継ぐ意向を示し、政権移行を急ぐ考えを示した。約16年続いたオルバン政権が敗北を認めた直後から、法の支配の回復や汚職対策、政府機構の見直しを柱に据えた新政権の初動が具体化している。
新議会の早期招集を要求
AP通信によると、マジャル氏は13日の記者会見で、大統領に対し新議会をできるだけ早く招集するよう要請した。自身の首相就任については、早ければ5月5日を想定していると述べ、選挙結果を速やかに政権運営へつなげる姿勢を示した。
同氏は発足後の優先課題として、法の支配の回復に加え、政府機構の見直しや、汚職と戦える独立性の高い仕組みづくりを挙げた。長期政権下で積み重なった統治のあり方そのものに手を入れる方針を前面に出した形だ。
12日の選挙ではティサ党が勝利し、オルバン首相は敗北を認めた。政権交代が実現すれば、ハンガリー政治は約16年ぶりの大きな転換を迎える。
首相2期制限の改憲に言及
報道によれば、マジャル氏は首相在任を2期までに制限するための憲法改正にも言及した。長期政権下で進んだ権力集中を見直し、「法の支配、複数政党制の民主主義、抑制と均衡の仕組みを回復する」と述べ、制度改革を政権運営の中核に据える考えを示した。
一方、EUとの関係修復も移行期の重要課題だ。欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、オルバン氏の敗北承認から17分後にマジャル氏へ祝意を示した。ティサ党は議会で3分の2の議席を獲得したとされ、凍結されているEU資金の一部解除には、ハンガリー側が司法改革と汚職対策を改めて進めることが前提となる。
選挙勝利の翌日に日程と制度改革案を並行して示したことで、マジャル氏は単なる政権交代ではなく、統治の仕組みそのものを組み替える構えを鮮明にした。新政権が発足後に改革をどこまで具体化し、ブリュッセルとの関係改善を実際の資金協議につなげられるかが、次の焦点になる。
