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2006年から2022年までNIAID所長室の上級顧問を務めたデービッド・モーレンス氏は8月18日(米東部時間)、コロナウイルス研究助成を巡り、連邦記録を公の目から隠すなど「米国に対する犯罪の実行および米国を欺く共謀罪」を認めた。
FOIA請求と連邦記録法上の義務を回避
米司法省によると、モーレンス氏らは、情報公開法(FOIA)に基づく請求への対応や連邦記録法上の記録義務を回避するため、同氏の私用Gmailを使い、業務上の連絡を意図的に公の目から隠すことで合意していた。
問題となったのは、NIHが打ち切った「Understanding the Risk of Bat Coronavirus Emergence」と題する助成を巡る連絡だった。司法省によると、モーレンス氏らは助成の復活を働きかけ、COVID-19の起源を巡る「研究所流出説」に対抗しようとしていた。
有罪答弁の事実関係には、共謀者からワインを受け取るなど、違法な謝礼を巡る行為も含まれる。
残る4訴因は量刑時に却下を申し立てる予定
モーレンス氏は4月28日、連邦記録の破棄・改変・偽造や隠匿などを含む5訴因で起訴された。今回有罪を認めたのは第1訴因の共謀罪で、残る訴因について個別に有罪が確定したわけではない。
司法取引合意では、検察側は量刑時に残る未処理の訴因を却下するよう申し立てるとしている。共謀罪の法定刑の上限は禁錮5年。量刑は11月12日、米メリーランド州グリーンベルトの連邦地裁で予定されている。
参考・出典
- Former Senior NIAID Official Pleads Guilty to Charges Connected to Concealing Federal Records During COVID-19 Pandemic
- Former Senior NIAID Official Indicted for Concealing Federal Records During COVID-19 Pandemic
- Ex-Fauci adviser pleads guilty to plotting to conceal COVID-19 research records during pandemic
