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ネパールと中国の国境をまたぐヒマラヤ地域で、8月26日(現地時間)に発生した洪水・土石流災害の捜索が続いている。8月30日までの当局発表を合わせると、両国の死者は810人、行方不明者は3048人となり、悪天候や河川増水が救助を妨げている。
死者810人、行方不明者3048人
ネパール警察によると、8月30日午後5時45分(現地時間)までに794人の死亡が確認された。国家災害リスク軽減管理庁(NDRRMA)は2502人が行方不明としている。中国側では、チベット自治区当局が死者16人、行方不明者546人と発表した。
ネパール内務省によると、26日午前8時40分、ラスワ郡のボテコシ川で大規模な洪水が発生し、ラスワ、ヌワコット、ダディン、ゴルカ各郡の河川沿いに被害が広がった。中国側当局は、ネパール側の高山氷河で起きた氷と岩石の崩落が土石流につながり、吉隆口岸を襲ったと説明している。
増水警戒続く、せき止め湖はほぼ排水
APによると、30日にはボテコシ川の水位上昇を受け、ネパール当局が新たな洪水への警戒を呼びかけた。中国水利省は同日、吉隆口岸上流のせき止め湖はほぼ排水されたと発表した一方、さらに上流のくぼ地などには水が残り、監視が必要としている。
水力発電所でも救助が続く。ラジオ・ネパールによると、アッパー・トリシュリ第1水力発電所では250人超が救助された一方、約300人がトンネル内に取り残されている可能性がある。中国の専門チームも捜索に加わっている。
中国側の吉隆口岸では通信が30日までに復旧し、2000人超の救助要員が捜索や道路復旧に当たっている。両国では二次災害を警戒しながら、行方不明者の捜索が続いている。
参考・出典
- ヒマラヤ土石流、死者800人近くに 険しい山岳地帯で救助難航
- Official Disaster Relief Appeal
- Factbox: Latest relief and rescue progress at mudslide-hit border port in China’s Xizang
- Rescuers push deeper into mudslide-hit areas at Xizang border port: emergency management official
- Nepal-China flood survivors reach safe areas as families await news of nearly 3,000 missing
