OpenAIとAnthropic、米IPO準備が1週間差で表面化

OpenAI、非公開S-1提出を公表 Anthropicに続きIPO準備が表面化

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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OpenAIは2026年6月8日、米証券取引委員会(SEC)に対し、IPOに必要な登録届出書「S-1」の草案を非公開で提出したと公表した。Anthropicも2026年6月1日に同様の手続きを公表しており、主要AI企業2社のIPO準備が1週間差で表面化した。

上場時期は未定とするOpenAI

OpenAIは、今回の提出について上場時期を決めたものではないと説明している。当面は非上場企業である方が進めやすい一方、早期に上場する選択肢を持てるようにする対応だとしている。

S-1は、企業が米国で株式を公開する際にSECへ提出する重要書類で、事業内容や財務情報、リスク要因などを投資家に示すためのものだ。非公開提出は、その草案をまずSECに見せて審査を受ける手続きであり、ただちに上場が決まったことを意味しない。

OpenAIはこの告知について、1933年証券法のRule 135に基づくものだと明記した。これはIPOに関連する限定的な事実告知であり、現時点で有価証券の売り出しや購入の勧誘を行うものではない。

Anthropicも非公開審査の入口へ

Anthropicは2026年6月1日、SECにForm S-1の草案を非公開で提出したと公表した。SECの審査完了後に上場する選択肢を得るための手続きで、実際のIPOは市場環境などに左右されるとしている。

同社は売り出し株数と価格についても未定だと説明している。OpenAIとAnthropicはいずれも、上場そのものを決定した段階ではなく、IPOに向けた非公開審査の入口に入った段階と位置付けられる。

今後は、両社が公開版のS-1を提出する時期や、財務情報、リスク要因、事業内容をどこまで開示するかが確認点となる。実際の上場日程や価格設定は、SEC審査の進捗と市場環境を見極めながら固まることになる。

参考・出典

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