大手は慎重、小規模は迅速 米財務長官がベネズエラ石油投資言及
米財務長官スコット・ベセントは2026年1月8日のミネソタ経済クラブ講演で、ベネズエラの石油投資について、大手は意思決定が遅れがちだが、投機的な小規模や独立系企業は迅速に動く傾向があり、制裁運用や取引禁止の不確実性が企業行動に影響すると指摘した。
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米財務長官スコット・ベセントは2026年1月8日のミネソタ経済クラブ講演で、ベネズエラの石油投資について、大手は意思決定が遅れがちだが、投機的な小規模や独立系企業は迅速に動く傾向があり、制裁運用や取引禁止の不確実性が企業行動に影響すると指摘した。
ベネズエラ当局が1月8日に多数の拘束者を段階的に釈放すると表明、外国籍を含む解放を確認。スペインは自国民5人と人権活動家ロシオ・サンミゲル氏の釈放を発表。動きは米軍によるマドゥロ前大統領拘束と米国での麻薬犯罪訴追手続きの進展の中で起きた。国際情勢への影響が注目される。
米上院は1月8日、トランプ大統領の議会承認なしのベネズエラへの追加軍事行動を禁じる戦争権限法に基づく決議案を来週本会議で審議する動議を可決した。採決は賛成52、反対47で、共和党議員5人が民主党とともに賛成、共和党1人が棄権した。議会承認の重要性を巡る論争が再燃している。
トランプ大統領は1月7日のニューヨーク・タイムズ取材で、ベネズエラでの米軍作戦は米国への「真の脅威」への対応だとし、ロイターが1月8日報道する中で、台湾への中国の武力行使の前例にはならないと述べ、両問題は目的や脅威の性格が異なると述べ、さらに外交的影響も異なると指摘した。
クリス・ライト米エネルギー長官は1月8日、ベネズエラ産原油を巡り、中国との商取引を完全排除せず、対中牽制を維持しつつ既存の中国の権益と輸入実態を踏まえ柔軟に対応する考えを示した。米国が同国で主導権を握る限りと表明し、エネルギー安全保障や対中政策の微妙な均衡を探る姿勢が浮き彫りに。
トランプ米大統領は米国によるベネズエラの監視が「3カ月や1年ではなく、数年単位で続く」可能性を示唆。再建策で同国の石油を活用し原油価格を下押し、資金供給も行う方針を示し、デルシー・ロドリゲス暫定大統領との「良好な関係」も強調したと1月8日付報道が伝えた。
小泉進次郎防衛相は1月8日、米国のベネズエラ攻撃が“中国による台湾侵攻の口実”となる懸念に対し「正当化される理由はない」と述べ、台湾問題は平和的解決を期待すると強調。国際情勢の不安定化を踏まえつつ、日本は自前の防衛力整備と丁寧な国際説明を進める考えを示した。
ベネズエラが英イングランド銀行に預ける約30トン規模の金塊は外貨準備として数十億ドル相当に達する可能性があるが、BCV(中央銀行)を代表して指図できる権限を巡る英国での訴訟と英政府の承認方針が障害となり引き出しは困難になっている。資産凍結の懸念も指摘される。
ルビオ米国務長官はベネズエラ対応で「安定化→復興→政権移行」の3段階構想を提示。復興段階で米石油企業のアクセス復活を重視し、上下両院向け機密ブリーフィングで暫定当局への米国の影響力確保を図る考えを示した。監督や移行枠組みの重要性も強調した。議論を呼びそうだ。
ベネズエラのカベジョ内相は1月7日夜、ニコラス・マドゥロ大統領の拘束につながった米軍作戦で「これまでのところ」死者が少なくとも100人、負傷者も同程度に上ると明らかにし、軍・市民双方の犠牲を示唆した。政府が全体死者数を示すのは初めて。国際社会の注視を集めている。
米ホワイトハウスのカロライン・レビット報道官は1月7日、米政府がベネズエラ向け制裁を一括解除せず対象を選び段階的に緩和する方針を示し、選挙日程の公表にはまだ踏み込めないと表明。具体的な時期や条件は明らかにしていない。米ベネズエラ関係の変化に注目が集まっている。
米トランプ政権は2026年1月7日、ベネズエラの石油取引に関与し制裁対象とみなしたタンカー2隻を北大西洋とカリブ海で相次いで拿捕したと発表。北大西洋で押収された1隻はロシア船籍で、ロシア外務省は乗組員の人道的扱いと早期帰国を求めている。米当局は押収の理由を説明している。
ベネズエラ沖で米国が制裁逃れの疑いがある石油タンカーを追跡する中、ロシアが潜水艦などを護衛目的で派遣したとWSJが報道。米は12月に無国籍船として拿捕を試みたが逃走し、途中でロシア船籍に切替えた。ロシア側は護衛目的と説明しており、米は警戒を続け調査を進めていると伝えられる。
トランプ米大統領が1月3日の軍事作戦でニコラス・マドゥロ大統領を拘束した後、ベネズエラを米国が「運営する」と述べたことに対し、暫定大統領デルシー・ロドリゲス氏は1月6日、外国の代理統治を否定して主権維持を強く主張した。両者の発言は国際情勢に波紋を広げている。
1月6日、コロンビア外相ビジャビセンシオは、トランプ米大統領が1月5日に隣国ベネズエラでマドゥロ大統領拘束の類似作戦を示唆したことを受け、国際法遵守と地域の安定確保を強調し、万一米国が侵攻すればコロンビア軍は領土と主権を断固守ると表明した。
米国のルビオ国務長官はG7外相会合で、ベネズエラの反政府活動を理由に拘束された政治犯の釈放と、民主化へ向けた環境整備や選挙日程の提示が不可欠だと訴え、カナダが外相名の声明で発表した。年末年始に一部釈放の動きもあったが、自由の範囲や再発防止は依然不透明だ。
トランプ米政権が、ベネズエラのカベロ内相に対し、マドゥロ前大統領の失脚後に発足したロドリゲス暫定政権を支持して秩序維持に協力するよう強く迫り、従わなければカベロ氏が「次の標的」になり得るとの警告も伝えられていると米ロイターが1月6日に関係者の話として報じた。
米国務省がX(旧ツイッター)で西半球を米影響圏と示し、1月3日にカラカスで実施したベネズエラへの軍事作戦を麻薬犯罪対策など安全保障上の措置と正当化。米側は説明を強め、周辺国は空域や物流の運用に影響が及ぶ中、対応を迫られている。地域の外交・安全保障に波及する懸念も出ている。
ベネズエラ軍は1月5日、3日の米軍作戦で治安当局者24人が死亡したとSNSで発表。キューバも派遣要員32人の死亡を公表、公式合計は56人。民間人は含まれず、米メディアは死者が約80人に達する可能性を報じる。死者の内訳や作戦の詳細は明らかでない。
G7外相が日本時間1月7日午前4時から約45分の電話会合を実施。外務省によると米ルビオがベネズエラの最新動向と見通しを説明、茂木外相は「民主主義の回復」を急ぐべきと強調。ウクライナ情勢も協議し、今後も緊密に連携することで一致した。国際社会の連携を強調した。