アスクルのランサム被害 闇サイト公開データを検証 個人情報72万件流出
オフィス通販大手アスクルは12月12日、10月に公表したランサムウェア攻撃について、影響の詳細調査結果を明らかにした。攻撃者が闇サイトに公開したとされるデータを検証した結果、事業者向けサービスで約59万件、個人向けサービスで約13万件の個人情報流出を確認し、個人情報保護委員会へ確報を提出したという。
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オフィス通販大手アスクルは12月12日、10月に公表したランサムウェア攻撃について、影響の詳細調査結果を明らかにした。攻撃者が闇サイトに公開したとされるデータを検証した結果、事業者向けサービスで約59万件、個人向けサービスで約13万件の個人情報流出を確認し、個人情報保護委員会へ確報を提出したという。
アスクルは12月3日朝、事業所向けECサイト「ASKUL」のWeb注文を再開した。10月19日のランサムウェア攻撃で受注と出荷の多くが止まり、オフィスや医療現場では備品確保に追われてきた。FAX注文は続けつつも、同社は安全性を確認したWebでの発注への切り替えを呼びかけている。
ASKULサービスのWebサイトで止まっていた法人向けの注文が、12月第1週中にようやく戻る。2025年10月19日のランサムウェア攻撃でシステム障害が起きて以降、利用企業は発注の手段を失っていた。再開時には約200万アイテム超が注文可能になるとされ、長引いた混乱の区切りとなる見通しだ。この再開は、ネット通販に業務を預けてきた職場にとって、インフラのもろさと向き合うきっかけにもなる。
朝の構内にいつもと違う静けさが残った。アサヒグループホールディングスは2025年10月14日、9月末に受けたランサムウエア攻撃に関連して、個人情報が流出した可能性を公表した。影響は日本で管理するシステムに限られると説明し、緊急対策本部と外部専門家が収束に向けた対応を続けている。被害の輪郭がにわかに立ち上がる中、通知と再発防止をどう進めるかが次の焦点になると映る。