世界の議員へ脅迫が急増、IPUが民主主義の土台揺らぐと強く警告
ネット上の暴言や脅しが、議員の仕事と生活をじわじわと締めつけている。列国議会同盟(IPU)は2月11日、世界の国会議員が一般の人々から受ける暴力や脅迫、嫌がらせが増えているとの調査結果を公表し、民主主義の土台が揺らぎかねないと警告した。
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ネット上の暴言や脅しが、議員の仕事と生活をじわじわと締めつけている。列国議会同盟(IPU)は2月11日、世界の国会議員が一般の人々から受ける暴力や脅迫、嫌がらせが増えているとの調査結果を公表し、民主主義の土台が揺らぎかねないと警告した。
民主主義国の足元でも「腐敗が進んでいる」との警告が出た。ベルリンに本部を置くトランスペアレンシー・インターナショナル(TI)は10日、各国の公的部門の腐敗を専門家らの評価で点数化する「腐敗認識指数(CPI)2025」を公表し、米国のスコアが過去最低に落ち込んだと明らかにした。
億万長者の富の増勢が一段と加速し、2025年に過去最高へ膨らんだ。国際NGOオックスファムは2026年1月19日、富の集中が経済格差だけでなく政治的影響力の偏在も招き、民主主義の安定を脅かしかねないと警鐘を鳴らした。
ペルーの司法当局は27日、2022年に議会の解散を一方的に宣言して失職したペドロ・カスティジョ元大統領に対し、反乱の共謀にあたる罪で実刑約11年半を言い渡した。検察側は34年の重刑を求めていたが、裁判所はこれを大きく下回る量刑を選んだ。相次ぐ大統領の失脚に揺れてきた同国で、この判決は市民の暮らしと民主主義の行方にどんな意味を持つのか。
アンカラの裁判所前に漂う、ため息まじりの安堵があった。最大野党・共和人民党(CHP)の党首解任と2023年党大会の無効化を求めた訴えが、2025年10月24日に棄却されたのである。野党の正当性を巡る攻防はひとまず止まり、エルドアン大統領の有力なライバルにかかっていた重しは当面外れたとみられる。だが、試されているのは民主主義の持久力そのものだと映る。
米ニューヨークの国連総会で、石破茂首相が国際社会の分断と排外主義への強い警戒を示し、「本来のリベラリズム」を軸に民主主義と自由主義の重要性を訴えた。演説は国際秩序への警鐘であると同時に、国内の言論空間に問いを投げかけたが、私たちはその問いにどう向き合うべきか。