個人情報保護法改正案を公表 AI学習で同意不要範囲を拡大
政府は1月9日、個人情報保護法の改正案の概要を公表した。人工知能(AI)の開発でデータを使いやすくするため、病歴や犯罪歴、人種などの要配慮個人情報を学習に用いる場合に、一定の条件下で本人同意を不要とする案が柱となる。あわせて、大量の個人情報を不正に売買するなど悪質な事業者に金銭的な制裁を科す「課徴金」制度も新設し、1月23日召集の通常国会に提出する方針だ。
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政府は1月9日、個人情報保護法の改正案の概要を公表した。人工知能(AI)の開発でデータを使いやすくするため、病歴や犯罪歴、人種などの要配慮個人情報を学習に用いる場合に、一定の条件下で本人同意を不要とする案が柱となる。あわせて、大量の個人情報を不正に売買するなど悪質な事業者に金銭的な制裁を科す「課徴金」制度も新設し、1月23日召集の通常国会に提出する方針だ。
政府が個人情報保護法の改正案をまとめ、AI開発を後押しするための規制緩和に踏み切ろうとしていることが5日に明らかになった。病歴などの「要配慮個人情報」について、統計情報を作る目的であれば、本人の同意がなくても取得を可能にする方向だ。医療や福祉の高度化に役立つ一方で、生活者のプライバシーや信頼をどう守るのかが、大きな論点として浮かび上がっている。