シリアで300万人が帰還 UNHCR「支援減少で流れの維持に危機」
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は8日、昨年12月のアサド旧政権崩壊後、300万人を超えるシリア人が元の地域へ戻ったと公表した。同時に、難民支援に充てられる国際的な資金が減りつつあり、この帰還の流れが続かなくなるおそれがあるとして、各国に一段の協力を求めている。避難生活の終わりではなく、生活再建の出発点としての「帰還」をどう支えるのかが問われている。
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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は8日、昨年12月のアサド旧政権崩壊後、300万人を超えるシリア人が元の地域へ戻ったと公表した。同時に、難民支援に充てられる国際的な資金が減りつつあり、この帰還の流れが続かなくなるおそれがあるとして、各国に一段の協力を求めている。避難生活の終わりではなく、生活再建の出発点としての「帰還」をどう支えるのかが問われている。
北海の風が強まった11月3日、ドイツ北部でフリードリヒ・メルツ首相が移民を語ったとする発言が走った。内戦が終わったシリア難民は帰国すべきだ、拒めば追放もあり得る——。だが公的資料を精査すると、政府の公式姿勢はもう少し慎重で、文脈も異なると映る。政治の言葉が熱を帯びる一方で、現場の暮らしは冷静な条件の積み上げを求めている。