中国CXMT、HBM3Eの限定生産を2カ月以内に開始へ 歩留まり20〜30%でも供給優先
2026年10月28日付のロイターは、中国のメモリー大手CXMTがAI半導体向けの高帯域幅メモリー「HBM3E」の限定生産を計画していると報じた。関係筋2人によると、規格を満たす製品の割合を示す歩留まりは約20〜30%で、SKハイニックスの約70%を大きく下回る。別の関係筋は、今後2カ月以内に限定生産を始める見通しだと説明した。
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2026年10月28日付のロイターは、中国のメモリー大手CXMTがAI半導体向けの高帯域幅メモリー「HBM3E」の限定生産を計画していると報じた。関係筋2人によると、規格を満たす製品の割合を示す歩留まりは約20〜30%で、SKハイニックスの約70%を大きく下回る。別の関係筋は、今後2カ月以内に限定生産を始める見通しだと説明した。
米国防総省から「中国軍事企業」に指定されたCXMTは、2026年8月28日(現地時間)、同省などを米コロンビア特別区連邦地裁に提訴した。ロイターによると、指定の取り消しと1260Hリストからの除外を求めている。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は2026年8月9日(米国時間)、Appleが中国のCXMT製メモリー半導体を、iPhoneやMacBookを含む複数の製品ラインで試験していると報じた。中国で販売する一部製品への利用を目指し、CXMTと部品供給を巡る初期協議も行っているという。
フィナンシャル・タイムズは26日付で、Appleが中国のメモリー大手ChangXin Memory Technologies(CXMT)製チップの調達に向け、トランプ政権に事実上の了解を求めてロビー活動していると報じた。CXMTは米国防総省のSection 1260Hリストに載る企業で、対中安全保障規制とAppleの供給網戦略が交差する案件となっている。
ロイターが17日(UTC)、事情に詳しい関係者2人の話として報じたところでは、米国は中国AI企業DeepSeekやメモリー半導体大手の長鑫存儲(CXMT)など100社超について、商務省エンティティー・リストへの追加を公表していない。先端半導体、半導体製造装置、AI開発にまたがる対中輸出規制案件が、実施段階で止まっている形だ。