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台湾国防部は8月5日(現地時間)、中国軍による海上封鎖や上陸を想定した「漢光42号」の実兵演習を開始した。14日まで10日9夜にわたり、軍の防衛訓練を進め、住民参加型の防空演習も期間中に連動させる。
封鎖対処から反上陸、持久戦までの4段階
台湾国防部によると、演習は、中国軍が年次軍事演習を隠れみのに侵攻準備を進め、海空軍と共同封鎖の支援下で部隊を輸送し、多地点から上陸を図る事態を想定する。事前の兵棋演習や即応訓練を経て、実際に部隊を動かす連続演習へ移った。
訓練は、戦闘に備えた部隊配置、戦力の防護・保存、陸海空の戦力を組み合わせた反上陸、内陸部も使った縦深防御・持久戦の4段階で構成する。防空や沿岸打撃、近岸防御に加え、港湾、空港、交通要衝を守る手順も確かめる。
海軍と海巡が重要物資の航路を確保
今回の重点には、海軍と海巡が連携して航路の安全を維持し、重要物資を運ぶ船を護衛する「反封鎖護衛」が含まれる。海上交通が遮断される想定の下、海空戦力を連携させ、必要な航路を確保する訓練となる。
後方支援では、2個旅団の全旅動員や戦時生産への転換、負傷者の医療後送も演習項目に入った。
7地域で住民の避難や防空体制を訓練
軍の演習に連動し、地方政府を交えた「2026城鎮韌性(防空)演習」も8月7日と10~13日に本島・離島の7地域で行う予定だ。住民の防空避難や地域の対応体制を整える訓練で、軍事作戦だけでなく、避難や医療を含む軍民の連携を扱う。
中部と北部の演習地域では30分間の携帯通信の速度低下も実施し、通信が制約された状況での対応を確かめる。
漢光42号は実兵による連続演習段階に入り、14日まで反封鎖護衛や反上陸などの訓練を進める計画だ。
