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ロイターによると、中国国防省は2026年8月14日、台湾の年次軍事演習「漢光42号」を「無駄な茶番」と位置付け、民進党政権が「戦争のパニック」をあおっていると批判した。演習は同日、10日間の日程を終えた。
反封鎖や持久戦などを想定
台湾国防部は「漢光42号」実兵演習を8月5日から14日まで実施した。公式計画では、中国軍が定例演習を装って攻撃準備を進める想定の下、戦力防護、反封鎖、反上陸、縦深防御、持久戦などを訓練した。都市強靱性(防空)演習も期間中に各地域で行われた。
賴清德総統は演習前、灰色地帯での圧力への対応や部隊間の情報共有も検証課題だと説明していた。
中国国防省、最終日に初の公式批判
ロイターによると、中国政府が今回の演習について公式にコメントしたのは、開始後では14日が初めて。中国国防省報道官は、民進党政権が都市を戦場にし、市民を前線へ押し出そうとしていると主張したほか、中国人民解放軍は「分離主義と外部干渉」への対応能力を高めると述べた。
台湾側では顧立雄国防部長が14日、10日間の実兵演習の終了を発表。賴総統も、防衛力と社会全体の強靱性を高める取り組みを続ける考えを示した。
中国国防省は2025年7月の「漢光41号」にも「虚勢を張り、自らを欺くもの」と批判しており、台湾の年次演習に否定的な姿勢を続けている。
