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Xは米東部時間2026年7月27日(日本時間28日)、金融サービス「X Money」を米国のPremiumおよびPremium+会員向けに順次提供し始めた。口座残高のAPYは会員区分などに応じて最大6.00%となる。
SNS内で送金、預金、カード利用を一体化
X Moneyは米国の18歳以上の一部ユーザーが対象で、PremiumおよびPremium+会員への展開を進めている。Xアプリ内で送金、受け取り、送金依頼ができるほか、利息付き口座とVisaブランドのデビットカードを利用できる。先行する招待制テストから、対象を広げた形だ。
銀行機能はCross River Bankが支える。同銀行はX Moneyに利息付き口座や決済基盤を提供し、Xアプリ内で金融機能を利用できる仕組みを構築した。
最大6%は会員区分や直接入金条件で異なる
X Moneyの金利案内によると、Premium+会員には6.00% APYが適用される。Premium会員は通常4.00%で、直近34日間に1,000ドル以上の適格な直接入金がある場合、6.00%へ引き上げられる。
APYは複利効果を織り込んだ年間ベースの利回りで、金利は変更される可能性がある。エリザベス・ウォーレン米上院議員は2026年4月の書簡で、事前資料に最大6%のAPYが示されているとして、利回りの原資や消費者保護策の説明を求めた。
預金保険はスイープを通じ最大1,000万ドル
預金口座はCross River Bankに置かれ、資金は複数のFDIC加盟銀行へ自動配分するキャッシュスイープの対象となる。通常の預金保険は1預金者、1保険対象銀行、1所有区分につき25万ドルで、スイープを通じた合計の保護上限は条件付きで最大1,000万ドルとなる。
X Payments LLCはFDIC加盟銀行ではなく、預金保険は加盟銀行の破綻を対象とする。X Moneyの運営主体自体の破綻リスクまで保護する制度ではない。
