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タイの人身売買被害者支援団体CSNHTVは6月22日、タイ警察に書簡を送り、ミャンマーのタイ国境付近にあるオンライン詐欺拠点で5300人超がなお監禁状態にあるとして、早急な対応を求めた。取り締まり後も国境地帯に被害者が残るとの訴えが改めて表面化した。
多国籍の被害者、DKBA支配地域内の4カ所に
書簡では、被害者の多くが外国人で、ミャンマー東部の武装勢力である民主カレン仏教徒軍(DKBA)の支配地域内にある4カ所にいると説明された。オンライン詐欺拠点では、外国人を高収入の仕事などで誘い込み、渡航後に監禁して詐欺行為を強いるケースが相次いでいる。
同団体は、被害者には中国人約1600人、ミャンマー人約200人、タイ人20人が含まれると推計している。このほか、フィリピン、台湾、マレーシア、ブラジル、ロシア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ジンバブエなど、幅広い国・地域の出身者がいるとしている。
取り締まり後も残る国境地帯の詐欺拠点問題
2025年2月には、タイ、中国、ミャンマー当局などによる取り締まりを受け、ミャンマー東部の詐欺拠点から出た7000人超が送還待ちとなった。受け入れや本国送還の手続きが集中し、タイ側の態勢にも大きな負荷がかかっていた。
ただ、タイ国境沿いでは一部の大型拠点への介入後も別の拠点が稼働を続けているとされる。今後は、タイ警察が書簡を受けてどう対応するかに加え、武装勢力の支配地域から被害者を安全に移送する枠組み、残る被害者の確認と送還をどこまで進められるかが問われる。
参考・出典
- Over 5,000 people trapped in Myanmar scam centres near Thai border, rights group says | 95.5 WIFC
- 緬甸詐騙園區人權團體籲救援 逾5300人受困含台灣人 | 國際焦點 | 國際 | 經濟日報
- Over 7,000 workers from scam centers in Myanmar are awaiting repatriation after a regional crackdown
- Why Southeast Asia’s online scam industry is so hard to shut down
