Amazonの低軌道ブロードバンド衛星網、累計396基に 2026年の初期接続へ

低軌道ブロードバンドAmazon Leo、390基超到達 年内の初期サービス開始へ前進

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Amazonの低軌道ブロードバンド衛星網「Amazon Leo(旧Project Kuiper)」は、米東部時間7月2日(日本時間同日)の最新打ち上げで、公式発表ベースの累計投入数が396基となった。ロイターは同日、同部門責任者のクリス・ウェバー氏が2026年内の初期サービス開始の見通しを示したと伝えた。

Amazon Leo向けAtlas V最終便で29基を追加投入

米東部時間7月2日(日本時間同日)のLA-08ミッションでは、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のAtlas VロケットがAmazon Leo衛星29基を低軌道へ投入した。Amazon Leoとしては14回目のミッションで、Atlas Vを使った打ち上げとしては8回目、Amazon Leo向けのAtlas Vミッションとしては最後の打ち上げとなった。

投入された衛星は、初期交信と健全性確認を終えた後、運用高度へ引き上げられ、サービス提供に向けて順次本格運用に入る。低軌道衛星は地上に比較的近い軌道を飛ぶため、従来型の静止衛星通信に比べて通信の遅れを抑えやすい。

Amazonは今後、次世代ロケットVulcanへの移行を通じて打ち上げと配備のペースを高める方針だ。Atlas Vによる初期展開を終えたことで、衛星網の構築は量を積み増す段階へ移る。

未接続地域を狙う低軌道ブロードバンド構想

Amazon Leoは、地上の通信網が届きにくい地域に高速・低遅延のブロードバンド接続を提供する構想だ。山間部や離島、通信インフラの整備が遅れた地域でも、衛星を通じてインターネットにつなぐことを狙う。

Amazonは100回超の打ち上げ枠を確保し、企業顧客向けのプレビューなど商用化に向けた準備を進めてきた。公式発表ベースで累計投入数が396基となったことで、年内の初期サービス開始見通しは、計画段階から実際の衛星配備を伴う局面へ進んだ。

一方、正式な開始日や提供地域、対象顧客の範囲、料金体系は明らかにされていない。年内に始まるサービスが限定的な先行提供にとどまるのか、より広い商用展開となるのかが今後の焦点となる。

参考・出典

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